第32話 UGVと共通戦術装輪車について
この話では「共通戦術装輪車」とUGVの関係性と開発系統を記述しようと思う。
まず、このシリーズは「16式機動戦闘車」の車体から開発され「共通戦術装輪車」としてまず開発されたのがMAV機動装甲車であったが正確には16式の派生形となっている模様。
共通戦術装輪車と呼ばれているのは歩兵戦闘型、機動迫撃砲型、偵察戦闘型の三つのタイプが正式に共通戦術装輪車と云われている。
この三タイプとMAV、もちろん元型である「16式機動戦闘車」から発展したものであり、基本的に16式のシャーシを使用して開発されている。
開発系譜
「16式機動戦闘車」---------------「共通戦術装輪車」
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「機動戦闘車」---------------------------「歩兵戦闘型」『24式装輪装甲戦闘車』
「機動迫撃砲型」『24式機動120mm
迫撃砲』
「偵察戦闘型」『25式偵察戦闘車』
『24式装輪装甲戦闘車』----------------「対地偵察・警戒・監視用UGV」
となると予測。
この様な「ファミリー化」またはアジャイルな開発経路はとても良い兆候だと考える。
今回の主役である「対地偵察・警戒・監視用UGV」が出てきた。まず、この技術を基にして「戦闘支援無人車」等も開発される事だろう。または、海外製の購入、「ライセンス生産」になるかもしれない。
とにかく、無人車が開発中でありそれが「共通戦術装輪車」が使用される可能性が高い。これらの技術は今後の開発の基本となってゆくだろう。このようなファミリー化やモジュール化の恩恵を受けることになるだろう。
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