第五章 装甲車の将来性と諸元とモジュール・ブロック化

第30話 将来性のある設計 改良点等



 装甲車の将来性、または拡張性などを考慮した設計等を考えると「モジュール化」「ブロック化」は必須だと思われる。新たなる装甲車パトリア社の「AMV XP」においても「共通戦術装輪車」シリーズにおいてもさらなる拡張性・改良のしやすさを考慮してモジュラー構造をさらに突き進め、設計も再度見直すのもある程度必要だと思われる。


特に、国産であるMAV、「共通戦術装輪車」正式名 24式装輪装甲戦闘車 と 24式機動120mm迫撃砲 そして、25式偵察戦闘車(筆者予測名)についてもまだまだ考慮すべきであり、吸気・排気口、ラジエーター等の位置と形状、付加装甲等についてもっと変更可能ではないかと思われる。実際に使用することを考えるともっと上部に吸排気口をもってくる事が必要だと推察される。また、過給システム・ハイブリッドシステム等の搭載の余地を考慮すべきだ。


パトリア AMV人員輸送型 に関しても、ハイブリッドシステムや将来への拡張性、改良性、渡河性能の確保等も考えなければならない(共通戦術装輪車についても渡河性能を考慮すべし)。両者ともに対ドローン対策や新たなる脅威に備えなければならず、環境センサやドップラーセンタ、レーザーセンタ等は確実に必要になると思われる。



将来性を設計に生かす為に「モジュール化」「ブロック化」そして、ハイブリッド化などなど基本的に「ファミリー化」するなどの設計思想がある程度必須になると推察する。


実例を挙げると「ドローン対応車」や「工兵車輌」「架橋装甲車」等も必要だと思われる。すでに公告によると指揮通信型、施設支援型、兵站支援型、患者輸送型はすでに決まりかけている。



 将来性を考慮した設計になってきているのだが、さらなる改善の余地もあり、配備時からそのあとも「前期」「中期」「後期」型のように改良を続けていくブロックを変更する等の改良が必要だと思われる。

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