第四章 装輪装甲車と軌道装甲車について
第27話 装輪装甲車の時代 装軌装甲車は?
時は装輪装甲車の時代。では装軌輪車輌は?という問いに「無人水陸両用車」や「装軌装甲輸送車」などがすでに開発されている。無人水陸両用車は現在も開発中であるが試作車はすでに存在していて二代目の試作車が開発中である。
今後は無人化『省人化』が進むだろう。ほかにもUGVという無人車輌がいくつか試験中であり海外製の無人車輌(無人ロボット)が試験的に導入され始めている。
では、装軌式はなくなるのか?という問いに「まだある」と云いたい。
装軌と非装軌の違いは泥濘地や雪の状態でも難なく走れるのか?という事だ。
これに課題があるため、新しい「共通戦術装軌装甲車シリーズ」が配備されるだろう。こちらも少し前から試験を行っており配備も秒読みだろう。
ここからはその共通戦術装軌車について書こうと思う。まずは、89式の後継である車輌 前にも多少述べているが73式装甲輸送車の後継もこの車体を利用したものになるようだ。ほかにも大型臼砲車輌もあるようだがすでに「24式機動120mm迫撃砲」が採用されているので配備されるかはこちらに関しては未知数である。
少なくとも73式の後継はあった方が良いとは考えるが300両以上は必要だと考える。大型臼砲の方はAMOS等がAMV XPにあるので必要性はあまりないと思われる。
89式の後継はある程度必要性があると思われ150~200両の調達が必要。あくまでも筆者視点での概算数である。こちらも、RWSや機関銃・機関砲塔の装備があるものだと考えられる。
将来的にはレーザー砲やマイクロ波照射装置等を整備する事でかなり戦力化されるのではないかと思われる。
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