軽装甲機動車 後継を考察


 軽装甲機動車は配備から20年を迎えており更新が待たれている車種でありこの手の装甲車は軽装甲車の中でも最も生産数と運用度数が高い軽装甲車であるのは間違いない。


まず、初めに基本的な運用と戦略戦術の面から見て1800輌以上の生産数である軽装甲機動車よりもさらに運用・戦術的に言って自衛隊自身が「戦略機動性・戦場機動性」を求めていることからもより高い性能の生産数もより大きな規模のものを求めているのは明白であり、後継車両は2300輌前後の配備はありうる。性能としては防御力については、防弾能力はSTANAG 4569のレベル3相当であるモワク社の『イーグル』が採用される可能性は高い。同車の利点はまずV字ハルの底面に強力な装甲、行動距離も700㎞前後という機動性を誇り基本性能上まず自衛隊の要求をクリアするだろう。また、4x4,6x6の車体が選べ細かい車種は数種ずつ存在している。


それとは別にもう一つの車種は「ハウケイ」という車種があるがブレーキ問題や配備に関しては問題がいくつか上がり少々割高でもある。しかし、装甲をレベル0からレベル1,レベル2と選択できる。前回での問題でも費用対効果というのが一番ボルトネックになっていて強度やブレーキ問題も審査に影響するだろう。


イーグルが採用されれば現地スイスのように「弾着観測車」や「装甲救急車」や「工兵車」等の使用もされるだろう。個人的には6x6は装甲救急車と師団・連隊・大隊本部の車輌として使用できるのではなかろうかと思っている。それまで入れると2600から2900輌程度は総数として必要になるのではないか?と筆者は考える。



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