ああ、すばらしい。僕はこの物語を拝読してそう思った。
内容は言えない。でも、このなんとも言えない読後の感動を書くことは許されています。
短編という形式を完璧に捉えたこちらの物語は、とても素晴らしいです。つい絶賛したくなってしまい、このレビューを書いてます。
語り、構成、空気感、エッセンス、郷愁、ときめき、夢、憧れ、興奮、記憶、そういう諸々のパーツが素晴らしく理知的に整理されちりばめられ、僕はもうたまらない気分になりました。
胸を打つだとか、感動するとか、泣いたとか、そういう類とは違い、僕は単純にこの物語に心を奪われた様です。
例えば恋をする場合、ルックスだとか、性格だとか、魅力だとか、そんな安っぽい理由で納得するなんて馬鹿げた話で、本来は分けもわからず、ただ突然気がつくものであり、気がつけば落ちているものです(個人の見解です)。
そんな唐突な感覚を、この物語は僕にくれました。
素晴らしいです。
お勧めさせて下さい。強く、お勧めさせて下さい。
こちら物凄く面白い短編でございます、是非ご覧下さい。
宜しくお願い致します( ;∀;)