第13話


「エド様あ〜ん。」


「エド君あ〜ん。」


「あ〜ん。やっぱり喫茶店のケーキは美味しいな。ほら、エリシアも」


「エド、あ〜ん。」


「エド?」


「くっ。エド様、あ〜ん。」


「うん。苦しゅうない。」


「後で覚えときなさいよ。」


今、3人に胸のはだけたメイド服を着させて俺に奉仕させてる。

今まで、頑張ってきたのご褒美だ。

思えばここ最近、結構忙しかったな。


「パパ!」


「リーサもやりたいのかい?」


「うん!!」


平穏な日常が最高だな。

おっぱい、さいこー


ーーーーーーギルドマスターと


「盗賊?」


「そう。隣の公爵領から流れてきたのさ。」


「へー。」


「誰かさんのおかげで魔物の被害が減ったからね。」


「へー。」


「数が多いからね。あんたに頼むってわけよ。」


「うん。」


3週間で盗賊団を3つほど壊滅させた。


「流石に仕事が早いね『血まみれ』」


「うん。」


「一応、伝えておくけどあんたの助けた女10人は全員、自殺したよ。」


「っ!!」


「これはあんたは何一つ悪くない。これが報酬の金貨60枚だ。」


「全員?おっぱいの大きな女性も?」


「ああ、全員だ。なんだい、あんた奴隷にでもしようと思ってたのかい?」


「いや、、、。」


「そんなことしたら、リッカが可哀想だよ。あんたは、10人確実に救った。けど、救われた奴らは恩知らずにも自殺を選んだただそれだけだよ。」


「リッカの人間恐怖症だって、ゆっくり治っている。新しい人を入れても、、、。」


「本気で言ってるのかい?」


俺は答えることができなかった。

リッカは子供の頃に性的虐待、暴力による虐待を頻繁にやられて、人間恐怖症なのだ。俺が一緒に居ないと、外を歩けない。これでもかなり進歩した方だ。


「いいから、さっさと帰りな。」


俺は金貨60枚を受け取り、帰路に着いた。


ーーーーーーーー


「ばぶ〜。」


「よちよち、エド君はちゃんとおっぱい吸えてえらいでちゅね〜。」


「ばぶ〜。」


「エド様、こちらのおっぱいも吸ってみてください〜。」


「ばぶ〜。」


「何やってるのよ3人とも。」


「エド君が助けた奴隷が全員自殺してみたらしくて。」


「ふ〜ん。それで、現実逃避してるの?」


「ばぶ〜。」


「自意識過剰よ。あんたは何も悪くないじゃない。」


「いや、あの時、俺が嫁にもらっとけば巨乳さんは自殺しなくて済んだかもしれないんだ。」


「ごめんなさいエド様。私がいるせいで、、。」


「いや、リッカが気にすることじゃない。俺は人間恐怖症なとこも含めてリッカのことを愛しているんだから。」


「エド様、、、。」


「これからは、うちに持って帰ってきていいわよ。女性限定だけどね。」


「「えっ」」


「いや、そろそろ化粧品とかの会社を持ってみたいと思ってね。ちょうど、借金も返済し終わって、お金もあるんだし。」


「ばぶ〜。」


ーーーーーー


「はあ?昨日の今日でまた依頼?」


「まあね、しょうがないだろ。この街にはあんた意外にまともな冒険者は少ないのさ。誰かのせいでね。」


俺は昔、エリシア達に手を出してきた冒険者を皆殺しにした。確かそいつらは、今の俺と同じく金3段くらいだったと思う。


「あんな奴ら、死んで当たり前だ。むしろ、苦しまずに殺してやったんだから、むしろ感謝して欲しいぐらいだ。」


「あんたは、極端だね。まあ、依頼とあんたは何もしなくていいさ。」


「どういうことだ?」


「ここから、南にずっと行くと、子爵領があるのは知ってるかい?」


「ああ。知ってる。」


「そこで、突発型ダンジョンが発生してね。今のところスタンピードは起きていないんだが、いつ起きてもおかしくない。」


「そんなの騎士の仕事だろうが。」


「実績のあるあんたに、指名依頼ってわけさ。」


「断る。」


「ザングラッド侯爵様からの指名依頼だよ。断れないさ。」


「なんでだ?」


「子爵が侯爵様の寄り子なのさ。」


「めんどくさいな。」


「ちなみに、この依頼を達成すると、あんたは晴れて金二段になれる。」


「ふん。馬車馬のように働かせたいだけだろ。」


「そう言いなさんな。信用されてるってことだよ。」


「まあいい。それで、期間は?」


「侯爵様の騎士団が到着するまでの間だよ。」


「気の長い話だ。めんどくさい。」


「それじゃあ、頼んだよ。」

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