テーマ原子力の海洋放出

原子力の排水を海洋放出は絶対駄目です!

精神的にも嫌です。と私は姉様に言った。


 

でも、科学的には何も問題ないのよ。と紅茶を飲みながらマリサ姉様は言った。


姉様!

その紅茶も海洋放出した排水が含まれていたら嫌ですよね?


私だったら絶対飲みたくないです。

と私は強く言った。


嫌なこと言うわね。でも、私は気にしないわ。そんなもの科学的に安全なんですもの。とマリサ姉様は紅茶を見ながら言った。


姉様やっぱり嫌ですよね?

科学的とか、そんなの知りません。でも科学的なことなら、海洋生態系に深刻な被害が出る可能性あるって言ってましたよ?

と私は述べた。



でも排出しなければどうしようもないのよ。資源のない国なんだから、原子力には頼らないと電気代が恐ろしいことになるし。


それにそんな排出より、ずっと危険な物はいくらでもあるのよ。いちいち目くじら立てて言わなくてもいいのよ。と姉様は紅茶を飲んだ。


嫌です、そんな排水怖すぎです。それに周辺の国にもっと説明してから、排出するべきです!

科学的根拠あっても嫌な物は嫌なのです。

と熱弁した。



嫌って言ってもよ?

排水しなかったら、貯まるわね?

その貯まった排水の維持費だけで結構お金がかかるのよ。


周辺国に説明しても、そんなの納得しました。なんて言う訳ないから、ほっとけばいいのよ。人の噂も75日って言うし。


いちいち排水で何回も誤りに行くの?

と姉様は紅茶を飲み干した。



姉様!

そんなの暴論です。周辺国に説明はしっかり果たすのが、先進国の勤め及び、マナーです。

どう考えても、排水は嫌なのです。なので、周辺国に迷惑をかけるのは間違いないので、

しっかり毎回お詫びと補償はするべきです。

と私は強く言った。



そんなの毎回してたらキリがないわ。車や工場が排気ガス出すのを毎回すみません!

って謝るの?

バカらしいわ。

ねぇ紅茶おかわり。と姉様は言った。



排気ガスと原子力の排水は全然違います!

原子力の排水って科学的に安全って言われてますけど、それなら生態系にも安全なはずです。

でも、実際生態系にどんな影響あるかは未知数なんです。

つまり安全かもしれないし、危険かもしれないってレベルなんです。

と私は呑気な姉様に言った。



あのねセレナ、排気ガスは周辺国も出してるし、それ謝られたことあったかしら?

原子力の排水より、排気ガスのが科学的には排気ガスのが危険よ。



生態系に未知数って言っても、その原子力の排水じゃあどうするの?

ずっと貯めとくのは難しいわよ?

周辺国が預かってくれるの?

出すしかないものを文句言ってもしょうがないのよ。さて紅茶が来たわ。と姉様が言った。



むむむ‥なんて酷い言い草なんですか!

周辺国はまず、発展途上国だったんですよ?

先進国の日本が排気ガスいっぱい先に出してたんですから、仕方ないです。


海洋放出は周り回って来て、直接水で飲むものです。魚もその水飲みます。

考えただけでも非常に恐ろしい事なんです。

その水が貯まったからと言って別の方法模索するんです!

それが日本の役割です。簡単な方法取っちゃ駄目です。と姉様に説教ぽく言った。



セレナあのね、別の方法模索して、なかったから、海洋放出するのよ。

それはもう、私達よりずっーと、優秀な人達が考えに考えて、捻り出した策なの。

専門家ぎ集まって議論して、それで決めた事なの。

諦めなさい、それが一番コストかからない、安全な策なのよ?

とマリサ姉様が紅茶を啜って言った。



諦めちゃ駄目です。専門家さんも、意見は全員一致したのか、私は知らないですけど、これしかない。そんなの安直です。

諦めなかった人達が色々な物を発明したんです。だから、もっともっと考えなきゃ駄目なのです!



お金をケチって排出すぐします。これは駄目です。せめて漁師の皆さんにも説明をして、それは、納得はしないですけど、仕方ないと思ってもらうだけしてから、排出です。


もちろんしないのが1番です。他の策を取りましょう。と私は姉様に伝えた。



漁師に説明、それは結構すでにしてるはずよ。不充分なのは、国も認めてるんじゃないかしら?


諦めないのは、大切だけど、お金も大切よ。コストがその分、かかる訳だから、その負担は、現実的とは言えないわね。


海洋放出が生態系に未知数って言っても、専門家は、大丈夫と判断したんでしょう。完全に未知数なものを、さすがに流さないわよ?

ある程度安全性は、認められているんじゃないかしら?

とマリサ姉様は説明したけれど、完全には、分かってなさそうだった。



まぁ私も…専門家じゃないのです。そう言ったデータは出せないですけど、コストとかもよくわかってないです。

けど!

もし、原子力の排水が実際には、悪影響が出たら、そっちのがコストがかかると思います。

そうなったら誰が責任取るんですか?

政治家のおじいちゃん達ですか?

被害に遭うかもしれないのは、若い人のが可能性は大きいですよね?

と私は感情的に言った。



このテーマだと、討論が終わりそうにないわね。紅茶飲んだら終わりにしていい?


もしそうなったら責任の所在は曖昧模糊になるわ。そうなった時、責任が大きすぎて、誰も取れないの。政治家の人たちが責任取るのではなくて、日本という国、つまり政府が国債から補償すると思う。


それと私も専門家じゃないから、こういうことは、専門家に任せて、ほっといて忘れるのが1番よ。とマリサ姉様が紅茶をがぶ飲みした。



酷すぎます!

そんなの許せないです。それにこういったことは、国民のみんなで考えなきゃいけないことです!

専門家に任せて忘れろなんて、専門家に任せて失敗するなんて良く有りますよ、姉様!


専門家は想定外だった。とか言い訳聞きます!

東電の人達だって専門家ですよね?

その人達も地震の津波は想定外って言ってました!

政治家の人で何人かは危険じゃないかって、いってたのに!

と私は姉様に思いっきり熱弁して言った。



紅茶でむせてしまったわ。あなたが熱くなるから、びっくりしたわ。

それはいいところを突いてるわね。でもその事を論じるのは、私には荷が重すぎるわ。


そろそろセレナ帰りましょう?

と姉様は優しく言った。


はーい。と私は返事をして、姉様に甘えた。

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