第72話 仕事したくないの!

「定期報告っス——例の“男”確保したっスよ」

『そう………じゃ……し……ごと……もう……いい』

「んなわけないっス! そっちも動くっス」

『ええ!? ………し……ごと……ない』

「いや、働けっス!」



 意識の覚醒……


 俺の意識が戻ったのは突然——気付けば男の声が聞こえてきていた。まるで誰かに報告でもしているような……そんな男の声が——



〜〜だが……もう、どうでもいい〜〜


 

 俺の視界は、真っ暗だ。それは……日が落ち、周囲が暗闇だから……はたまた、俺自身が瞼を閉じているからか……それすら分からず。いや、分からないと言うよりは——俺は、たまらなくどうでもよくなって……そんな思考すら放棄する程——



〜〜そう……全てがどうでもよかった〜〜



『……オ、ニ………なん……どん……け、げん……ヒド……ない……』

「いやいや、僕上司! 副隊長っスよ? “酷い”って言われても、ただ仕事の指示出しただけっスけど?!」



 男のやり取りの相手は、どうやら“女”だ。俺の鼓膜には、2人のやり取りの声だけが響いてくる。

 俺の意識の回復は次第にそんな情報を拾い始め、思考を放棄したにもかかわらず、俺の頭はそんなどうでもいいノイズを嫌でも拾う。


 それが、億劫で仕方がない。


 だが……1つ思い出した事がある。女の声は遠く聞き取り辛いが、俺が今までに聞いた事のない知らない人物のモノだった。そもそも、俺の知る『女』は、エル・ダルートの有象無象の手のひら返しのアバズレ——もしくは裏切った2人のハンターだ。

 アイツら、俺に“奴”の相手をさせて逃げやがって……そう……


 “奴”だ——今、聞こえてくる男の声——【シュレイン】


 コイツ……初めから俺を裏切ってやがった。自ら『クズ』を演じて、俺を騙してやがったんだ。

 こんな若い奴が、まさか『監査官』だなんて……誰が予想すると——? 

 俺の剣技も、付け焼き刃の魔法も……シュレインは簡単にあしらいやがった。アインとか言うシーフもそうだったが……こんなガキどもが、どうしてこんなに力を持ってるんだ——!?

 

 本当——どうして、俺が持ってないモノを——こんな奴らばかり……



〜〜だけど……もう、そんなこともどうでもいいか〜〜



 俺はシュレインに……つまり、ギルドの監査官に捕まった。だから、俺の意識が刈り取られて、今こうして男(シュレイン)の足元で転がっているんだろう。

 コイツの調査対象はエル・ダルートのギルド……結局【イオ】がしくじったんだ。だから、俺が真っ先に捕まって……


 おそらく俺は法で裁かれ、碌でもない未来だけしか残されていないだろう。

 監獄送りか——犯罪奴隷として鉱山送りか——どう転ぼうが碌でもない。



〜〜だから……無性に『どうでもいい』と思ってしまう〜〜



 でもな……



 どうせ『碌』でもないなら、意趣晴らしの1つでも……









——レノさん。あなたに“コレ”を渡しておきます。

——これは?

——魔道具です。そのクリスタルに魔力を通していただくと、ここより離れた場所に存在する別の魔道具が起動します。要は、そのクリスタルは起動装置……と言ったところです。

——ふむ……で、この起動装置を俺に持たせて何を考えている? 一体、どんな魔道具が起動すると言うんだ、イオ。

——ふふふ……その魔道具はーーーーーー……

——ッ……それ、本気で言ってるのか?!

——ええ、本気ですとも。その起動するタイミングをレノさん。あなたにおまかせします。

——…………

——そしてーーーーーーをあなたが表立って活躍することで、いずれは……

——A級にってところか?

——分かっているようで何よりです。では、お任せしますよ。時期エル・ダルートのエース冒険者様。









 幸い……俺には、ーーーーーソレーをする手段が残されているんだ。


 だったら、迷うことなんて……俺にはないんだよ……





 魔道具——起動——



「——ッ!?」













「あちゃ〜〜マズったっスねぇ。どうしたものか」

『んん〜〜……どうしたの……何か失敗? ぷぷぷ……罰当たった……私に仕事しろって……言うから……ざまぁ〜♪ みろ〜♪ なの〜♪』

「おい“ムース”……後で覚悟しとくっスよ!」

 


 シュレイは困惑していた。



 と、言うのも——



 飛竜の棲家を脱出してからというもの、【清竜の涙】の2人の冒険者とは別れ、エル・ダルート支部における竜素材横領の首謀者の1人——冒険者レノを捕らえた報告を仲間に伝えるべく“魔道具”を起動していた。それはシュレイの手にある2色のクリスタル……これがその魔道具であり、それぞれが『受信』と『発信』の力を有している。

 クリスタルは2つ1組の魔道具で、一方のクリスタルの近くの音を拾い、もう片方に伝えるといった機能があった。ただ……これはあくまで一方通行によるものである為、2組の魔道具の『受信』と『発信』のクリスタルを互いに持つ事でシュレインは遠くに居る仲間との『通信』を可能としていた。一応、“距離”の制限も存在しているが——それでも数キロの通信が可能な便利な魔道具である。ただ……この魔道具は制作過程に膨大な時間と大量の資源が使われている為、一般には流通はおろか、存在自体あまり知られていない貴重な物だ。ギルドの特殊である『監査官』だからこそ、こういった貴重な魔道具の所持が認められていると言えよう。



 それでだ……



 シュレインの持つ“受信のクリスタル”からは、先ほどから1人の“女”の声が飛んでいる。その正体は、シュレインの仲間の1人——つまり、通信先の彼女もギルド特殊監査官の一員。名前はシュレインの口にした【ムース】である。

 しかし……いくら仲間と言っても、シュレインは調査隊の副隊長で、通信先の彼女は一隊員の1人にすぎない。言うなればシュレインはムースの上司に当たる。

 だが……聞こえてくる彼女の発言は、とても上司に向けたモノのようには思えなかった。一見——シュレインの困惑とは、正直過ぎる発言者ムースに対しての脱帽の念と読み取れる一幕ではあるが、彼の困惑の最もたる原因はシュレインの足元に転がる1人の男によるものだった。



「ムース、一先ず話を聞くっス」

『……んん? は〜い……なの〜〜』

「この男……なんか魔道具を発動させたポイっス」

『ええ? “シュンちん”が……見てる目の前で……起動させるって……それ本当? 不意をつかれるなんて意外なの……』

「そう……だから“マズった”って僕言ったんスよ。てか“シュンちん”って呼ぶのやめてくれないっスか?」



 シュレインの足元に気絶して状態で転がる男とは——B級の冒険者レノのことだ。彼は、飛竜の棲家にて現行犯で取り押さえたのだったが……仲間と思われる2人の女冒険者には逃げられてしまっている。だが……冒険者ギルド、エル・ダルート支部における強請り事件を冒険者側から監視していたリーダーはレノである事は調査済み——後は、ギルドに連れ帰り今まで集めた情報を照らし合わせれば、後は芋蔓式で犯行に及んだ関係者は直ぐ発覚することだろう。逃げた者も、いずれは追い詰める事ができると考えていた。

 それで……溪谷を脱出するまで気絶状態のレノを連れて来たはいいが、この事(レノの捕獲)を別の監査官に報告し、逃げた仲間がコチラの動きを首謀者に伝えてしまう前にと——迅速な行動に移すべく通信魔道具を起動していた。


 最中——


 シュレインは決して油断していた訳ではない。仮に、レノが気絶から目覚め『逃げる』もしくは『攻撃』に転じようと対象できるだけの余力と警戒は準備できていた。


 が……ある瞬間、突如として地面に拘束された状態のレノより眩い発光が上がった——と、同時……魔力の高まりを感知。すかさずシュレインは掌打をレノへと打ち込むことで再び意識を奪い取った。

 今の発光、そして魔力の高まりは『魔道具の起動』によるものだ。魔道具の起動は使用者が道具に魔力を纏わす——要は、エンチャントの要領で道具に込められた術を発動させる事ができる。

 つまり……レノは既に目を覚ました状態にあって、そこからシュレインの隙をつき隠し持っていた魔道具を起動したということだ。

 レノよりあがった発光は、どうも彼の口腔内から漏れ出ていたようだが……つまり口の中に魔道具を隠していたということだった。



「ああ……砕けた破片で口の中ズタズタっス。魔道具、噛み潰されたっスね〜こりゃぁ……」

 

 

 シュレイは思わず嘆く様に状況を口にしていた。


 気絶してまもないレノを観察すると、彼の口の中には無数の細かなガラス片が確認できた。よって、口腔内はその破片による切り傷に塗れて、なんとも痛々しくある。

 おそらく、そのガラス片とは——ついさっきまで魔道具だったもの……シュレインが手にした“通信用魔道具”と形状が酷似したものと思われる。



「これだけ砕けていると、もう何の効果が付与されていたか分かるかどうか……微妙なとこっスねぇ」



 魔道具は傷付き割れてしまうと内包する力が正しく発動しない。それどころか、どんな効果が付与されていたかすら判別が難しくなってしまう。レノはおそらく、意識を失う瞬間、意地で口腔内の魔道具効果をシュレインに知られまいと、クリスタルを噛み潰したのだろう。


 ここで気になるのが、その肝心の効果であるが……砕けてしまってはそれがわからない。

 


 ただ……



 ここまでの情報から効果内容について推察はできる。



 まず……魔道具の効果とは『この場で発動するモノではない』という事。


 魔道具とは簡単な事象を引き起こす代物だ。レノは現在拘束状態にあったが、この状態から実力者であるシュレインを、たかが魔道具1つで出し抜くには些か無理がある。そして、例え思惑があったにしろ発動と同時にシュレインに止められるとも分かっていた筈だ。でなければ、わざわざ発動と同時に噛み潰したりしない。


 そして、おそらくだが……魔道具は『シュレインに対して発動したモノではない』と思われる。


 何故なら、魔道具の起動でレノ自身が優位に立てるのなら【飛竜の棲家】で拘束されるよりも前に起動していた筈だからだ。


 更に……1番重要な事が——


 『魔道具の効果は“即効性”というよりは“遅効性”である』——可能性が高い。


 そもそも、レノの気絶と同時に噛み潰した行為。これがシュレインには引っかかっていた。

 魔道具を壊したという事は、それ即ち……シュレインに効果を止められたくはない。そして、効果内容を知られたくはないか……もしくは、効果内容を早期に気づかれたくはないということだ。


 レノは、確実に『ナニカ』を引き起こしている。そして、それは今後起こる『事』だ。更にそれは気づくのが遅くなるとレノのとって『好都合』であると——



 つまり……





 時間の経過は『事』の深刻化に繋がる。

 




「これは、ちょっと急いだほうがいいかもっスね」



 僅か数十秒——シュレインが倒れたレノを見つめる沈黙と森の静寂が支配した間に考え出された可能性……

 その時、シュレインの額には一雫の汗が伝っていた。



「これは、魔道具のスペシャリストに見てもらうしかないっス」



 そして、次の瞬間——シュレインは行動を起こす。



「ムース? 君、まだ通信は切ってないっスね」

『うん……いるよぉ〜……シュンちん、急に喋らなくなったから……どうしようかと思っちゃったの……』

「魔法使いである君に早急に頼みがあるっス」

『……え? やな予感……なの……』



 シュレインは、すかさず手に持った『発信』のクリスタルを口に近づけ……通信先の彼女へと意識を向ける。



「壊れた魔道具の解析をお願いするっス。もしかしたら、魔力の残滓を拾って効果の一部でも判明するかもしれないっスから」



 そして、ムースに魔道具の解析依頼をする。彼女は監査隊チームの随一の【魔法使い】である。魔道具に関して言えば、シュレインが、どお〜こお〜するよりよっぽど適任。よってそんな彼女に白羽の矢が立った。


 だがしかし……



『——ッええ!? ヤダよなの!!』



 返ってきた答えは、まさかの「拒否」だった。



「ムース? 事は一刻も……と、君に説教しても無駄なのはいつもの事だったス。とりあえず、理由を聞いても……?」

『仕事をしたくない!!』 (即答)

「君……何で監査官してるっスか??」



 しまいに、彼女の拒否理由にシュレインは頭が痛くなる。



『そ、そ、それに……それだけじゃないの! 私、聞いてたから……シュンちん……その魔道具……男の口の中にあるって……ヤダよ……そんな、よだれ魔道具の解析なんて……ばっちい!!』

「あのね〜ムース? 気持ちは分かるっスけど……」

『私に仕事しろって……酷い事言うし……』

「いや……普通の事言ってるだけ……」

『しまいに……内容がだなんて……!!』

「ん? なんか誤解を招く物言いっスね……」



 ムースは通信先で、駄々をこねる子供かの様に理由を連ねる。



『私は……スーパーエリートな魔法使いなの! 悪い奴にドッカン、バッコンと魔法を放つのが……私なの! なのに、シュンちんは……仕事と題して……して……最低なの!!』

「あの〜ムース? 一旦落ち着こうっス。それに誤解を招く物言いは、いい加減……」

『バーカ!! ぼぉ〜け!! 最低上司!!』

「…………」



 ——プツン——



 終始、シュレインは駄々っ子を宥めようと奮闘したが……ついには、キレてはいけない一筋の線が切れてしまった音が彼の脳内に反響した。



「ふふふ……ほぉ〜〜……そうっスかぁ〜〜……君がその気なら……」

『ふぇ!? やな予感……再びなの!?』

「そんなに魔法を放ちたいのなら、僕の権限で君の次の派遣場所は魔物の氾濫が激しい混沌都市にでもするっスか?」

『——ッ!? そ、そんなぁああ!!』

「良かったじゃ〜ないっスか。これで、君のだぁ〜〜い好きな魔法を放ち放題だ。更に言えば……サボり魔な君に丁度いいっス。だって、必死に魔法を放たなければ、君は魔物の氾濫に押しつぶされ死んじゃうっスからね。嫌でも仕事漬けっス! くっはっはっは〜〜っス!!」



 シュレインは、ムースの口にした言葉を逆手に取り嫌味たらしく言葉を放った。彼はおそらく疲れているか……ここ最近のストレスが遂にキャパシティオーバーを迎え、この様な発言が飛び出したと考えられた。


 そして——通信先の彼女は……と言うと……



『どうして……グスン……そんな酷いこと……言うの……グスン……う、うわぁぁぁーーーん!! シュンちんのバカァァァアアア!!』



 盛大に泣き出していた。



『——シュンちんのバァーーカ! おたんこナーース! ボケナァーース! お尻のくびれたセクシーなナァァーースだぁあ!! もう——大ッッッッ嫌ァァァーーーい!! ——なの!!!!』

「それは、僕の事を馬鹿にしてるってことっスよね? 可愛いらしい誹謗っスね〜最後の『セクシ〜』に至っては、最早意味が分からない」

 


 受信のクリスタルからは嗚咽を含んだ声音が聞こえてくる。姿は見えないものの、相当堪えたのか——彼女の顔は涙と鼻水で汚れているであろう。そんな様相が声音を観察した感覚で伝わってくる。



『グスン……もう、“リー姉”に言いつけてやるぅう〜〜なの〜〜……グスン……』

「ほぉ〜それはちょっと勘弁っス。ここは1つ謝るっスかね?」

『もう……グスン……謝ったって……グスン……ゆるさない……なの……グスン……』

「まぁ〜まぁ〜そう言わず、最後まで聞くっスよ。僕もね〜そうは言ったスけど……何もそこまで“鬼”ではないっスよぉ〜」

『ふぇえ?』


 

 シュレインは通信先の泣きじゃくる彼女の反応に溜飲が下がって満足したのか——



「もし今回、し〜〜っかり仕事が出来たら『一月分の有給』を上に掛け合ってあげるっス」

『——ッ!!!!』



 鞭の次は飴だとばかりに……言葉を続けた。すると……ムースは……



『……シュ……』

「——? シュ??」

『——ッッッシュンちん——だぁぁぁいすきぃぃぃい!! なの!!』

「——ッうお!? うるさい……いきなりなんスか? きもちわる……」



 手のひらを返したラブコールが上がった。そのあまりの奇声に、シュレインは瞬時に受信のクリスタルを耳から遠ざけた。


 

『シュンちんは、そうやっ……て…グズ……もっと……あちし……を……ズズズ……たいせつに……しゅりゅべきらの……!』

「ムース、一旦鼻をかんだほうがいいっスね。君の声、鼻声でよく聞き取れないっスよ? でも、まぁ……その反応は、仕事——してくれるでOKって事っスか?」

『おまかしぇ〜〜なの! まりょうぐの……かいしぇき……ドンとコイ……なの』

「清々しいほど、手のひらく〜るくるっスけど……それは好都合——」



 ムースは『有給』との言葉に、興奮冷めやまない勢いで鼻声を披露する。今の彼女からは、初めの頃の仕事に対しての気怠げな姿勢が嘘の様になくなっている。驚くほどの手の平の返しようであった。



「じゃあ、急いで“リー姉”の元に走るっス。そして、報告と解析の準備頼んだっスよ!」

『ラジャ〜〜ぼす! さっきは……“ナス”とか言って……悪かったなの』

「……ん? ああ、はいはい、分かったっスよ。でも、他にも色々言ってたっスけどね」

『……んんん? 腹黒ド正論ツッコミ馬鹿上司とか——青年の皮を被った堅物老害とか?』

「何? 君……そんなコト陰で言ってるっスか?! ほほ〜お……なら、今から有給日数を減らして……」

『ははは——!! ウソウソ……冗談!! これだと“ナスさん”に失礼なの!!」

「有給の話は無かったことに……」

『何を言っているかきこえなぁーーーいなの!! 仕事〜仕事〜なの!!』


——プツン——


「あ……通信切りやがたっス……はぁぁ……まったく、副隊長なんてやるもんじゃないっすね。すごく疲れる……」



 そして、散々な賑わいを見せたムースの声は唐突になりを顰め——静寂の森には、思わず漏らしたシュレインのため息だけが吸い込まれて消えた。


 後に残るのは風のせせらぎに揺れる木々の葉音のみだ。先程までの騒がしさがまるで嘘のよう。



「さて……僕も急ぐっスか……なんか、嫌な予感するっスからね……」



 そして、シュレイは気を失った男を担ぐと——



 エル・ダルートに向けて急ぐ……



「さ〜て……この男(レノ)は、な〜にやらかしたっスかね」



 次第に、シュレインは呆れ混じりの言葉を口にしながら一瞬にして、夜の暗闇に消えていく。


 


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