応援コメント

第45話 来訪者の正体と歪む矜持」への応援コメント

  • まず、すごく疑問に思っていることを言わせてもらいます。

    街の人達(カエ達が今まで出会った女神以外の人)には、カエはフィーの騎士で。
    フィーはお嬢様っていう認識なんですよね?それを前提で話した時に、

    1 お嬢様が騎士をマスターというのは不自然。

    自分が同じ立場だった時に、騎士のことをマスターとは言わないですね。
    それってお嬢様より騎士の方が偉いってことになるから。

    この疑問の解釈方法としては、

    1 この街の人がアホすぎる 2 マスターという言い方を知らない

    ということですね。
    まぁ、マスターという言葉を知らなくてもおかしいって思うと思うんですがねぇ。

    2 お嬢様=貴族の騎士ということは、喋り方がお上品なはずです。

    そういう描写?が本小説にも書かれていましたし。
    しかし、度々カエちゃんの口調が男....女だとしてもお上品ではない口調になっていたにも関わらず、アインなどが全く気づいていないのがすごく気になりました。

    素が出ただけといえば納得できそうな気がしますが......。


    この世界の女性にまともなキャラはいないんでしょうか....。
    女神は論外だし、主人公ははちゃめちゃだし.....(精神男だし)、フィーはマスター至上主義で、カエの前だとクールのかけらもなくなるし....。
    冒険者ギルドのC級の女(名前あったっけ?)はえぐいし....。
    まぁ、それもまた一興か.....。

    (ここからはおふざけなしの考察に入らせてもらいます)(ネタバレ的な感じになるかもしれませんが、あくまで自分の感想です)
    主人公が平穏に暮らしたいと言っていたけど、まずまず無理なのは明白。
    主人公が巻き込まれるものとしては、アインの問題が真っ先に挙げられる。
    しかし、魔王と勇者のやり取りがなんも関係ないとは思えない。
    そこで自分は考えた。主人公と勇者が戦うことになると。
    90%ぐらいの確率で戦うと思っています。
    なぜか。それはまず、主人公が女神の加護を取得しているというもの。
    勇者はこれが欲しくて女神の塔までやってきていた。
    そこから、女神の加護を持っておらず、喉から出るほど欲しいというのが分かる。
    そこに、自分と同じ転生者でありながら、転生した瞬間から喉から出るほど欲しい女神の加護を持っている主人公を知ったらどう思うだろうか。
    まぁ、狙うと思う。逆恨み的なやつで。それか奪う的な発想を持ってるのかも。
    ただ、主人公達(カエとフィー)は自他ともに認める美少女だ。
    おじいさん(馬車の)も貴族と勘違いしていたし、宿屋の女将さんも美少女だと言っていた。そして勇者の女癖の悪さ。
    それが合わされば、きっと自分の女にするとか言い出すんじゃなかろうか。
    女神の加護持ちの主人公(強いし)をパーティに入れたいとか考えるんじゃないだろうか。魔王ですら自分の女にしようとしている勇者のことだからやりかねん....というかやるだろ。
    まぁ、転生者(男)だと知ったら.....ワンチャン諦めるかも。
    だけど、顔しか見てなさそうなので、多分ない。
    そして、勇者か魔王か...どっちかにつかなきゃいけないと言ったら、多分魔王側にカエはつくかなと思う。
    理由は単純だ。勇者がキモいからだ。
    しかし、ぶっちゃけるとまだわかっていないところがある。
    それは、勇者がシステムとコールしたが、同じ転生体なのか、ということだ。
    主人公はSFアクションの自作キャラの転生体だが、勇者はそうではないかもしれない。例えば、ゲームではなくアニメかもしれない。
    SFではなく、現代ファンタジーかもしれない。
    いやまぁ、技の名前的に同じジャンルのゲームだとは思うのだが。
    主人公と勇者が戦ったら、主人公が勝つだろう。
    なんか強化具合が違う気がする。
    あの勇者がガチ勢だったらちょっとキモすぎて引く。

    というのがいまの自分の考察ですね。
    一応、メモ的な感じでここに残しておきます。
    合っているのかこの考察は......。

    作者からの返信

    まず、初めに……
    ここまで長文の考察、感想頂けまして誠にありがとうございます。まさか、ここまで紐解いて物語を読んで頂けるとは驚きです! と、言うのか……ヤバい! この考察凄く的を射ている——見透かされている——!? これだけで、真剣に読んで頂けたのだな〜と強く感じております。
    ありがとうございます!

    ここは1つ……できる範囲で疑問にお答えさせてください。

    コメント冒頭の2つの疑問——
    一つ目、『お嬢様が騎士をマスターというのは不自然』……

    A.ハイ! 確かにその通りです!

    ただ、これは自分でも分かって描写しています。フィーシアちゃんは基本人見知りで、人前では口を開かない傾向です。ただ、これだと「あれ? 普通に2人で会話してたじゃん?」と思うかも知れませんが、場面を見てみると荷馬車ではフィーシアとカエはくっついた状態で互いに聞こえる声量で会話しています。馬車ですので、馬の蹄、風切り音、馬車の軋む音、周囲の環境音でシュナイダーには全く聞こえてません。(因みにシュナイダーとの会話は声を張っています。竜の登場では馬車が止まっているので、普通に会話しています)
    ですので彼自身も語っていましたがフィーシアは無口だと思われたのはこの為です。←助けた時もフィーシアが銃で狼を銃殺しているので、男は何が何だか〜って感じでした。
    そして、ギルド内では2人はチャットを介して会話しています。これは周囲には聞こえていないので問題ないかと——
    その後、市場を進むフィーシアはマスター呼びをしていますが周囲は大市場の喧騒でイチ通行人の2人の会話を聞く者はいません。聞き取りずらいし……はて? と思っても通り過ぎていっちゃいますし……
    ただ……このあと、『マスター呼び』を直接聞いた者が3人います。(3組と言った方が適当かも?)まず、シェリー嬢……ただ彼女はちょっと特殊な人です。それは、後々語るのですが……つまり彼女は一般とは捉え方が特殊な、自分の世界の持ち主だと思ってください(←今はまだ)。
    そして、次にストーカーことアイン(+レリアーレちゃん)。彼とカエの間に割って入った時に、一度「マスター」と呼んでしまっています。ですが……考えてみてください。あれは咄嗟に起きた出来事でした。アインは目の前のカエに夢中、そして突然割り込んだ少女への驚きと「マスター」との呼び方は彼の耳にはさほど届いていないのです。日常会話程度で何度も耳にすれば「……ん?」と思うかも知れませんが、この時の彼は唐突の驚きの方が勝ってしまっています。それはレリアーレも同じですね(アインをどうにかしなきゃの必死さと、カエたちに迷惑を掛けてしまっている罪悪により余裕がない)
    ですが……それでも、「いやこの2人はまだ気づくでしょ?」と思うかも知れませんが、そこは次の疑問にかかってくるので今は伏せておきます。この時の観衆ですが、彼女らは、愛の告白、後頭部打撃事件、第三者介入、といろんな情報が錯綜した脳内花畑状態の人たちです。マスター呼びに「何のこっちゃ?」と思う者が数人ぐらいいたのでしょうが、その後の騎士物語と頭突き少女を目撃してそれどころではありません。だって彼女らは交通事故を目撃したのですから(気持ちの上では)。
    それと、この時のシェリーは、この寸劇に興味がありませんでした。だって彼女は“分かって”いたのですから……(意味深)
    そして、3人目が猫獣人少女のミューリスですが……彼女は子供です。いまいち『マスター』との呼び方をよく理解していませんし……彼女が母親に話したとしても、子供の言うことですので、劇か遊びの話かな? と深くは伝わらない事でしょう。

    とここまでが、一つ目の疑問の回答です。

    二つ目『お嬢様=貴族の騎士ということは、喋り方がお上品なはず』

    A.その通りだと思います!!

    そもそも、カエちゃんの計画は杜撰です。唐突に物語を演じていましたが……カエちゃん本人はご満悦でも、素が隠せていません(カエも自身が少女だという自覚が乏しい。順応できていないといえます)。これもワザとの描写です。ただ、アインとレリアーレは必死でした。アインはカエを振り向かせる為に必死になり……レリアーレはそんな彼を止める為に必死になりの“追いかけっこ”。この時の彼らに疑問が浮上しないのはこの為です。
    ですが、ゆくゆくは……「カエとフィーシア」のお不合理性には、気付きます。先程のマスター呼びだってそうです。
    「あれ? あなた達って貴族と騎士なのでしょ? 明らかに違うよね? 隠す気あるの!?」と言った感じにですね。これをキッカケにA級冒険者とSF少女の関係を構築するつもりでいます。

    これが冒頭2つの疑問の答えです。

    まぁ、物語を構成していくと、どうしても矛盾してきたり、捉え方の解釈が違うだけで「可笑しい!」と思われてしまうかもですけど……とても長い回答になってしまいましたが、私の解釈ではこんなところです。

    そして、最後の「勇者とカエ」との考察ですが……おふ……見透かされてる……とだけお伝えします。“桜田かける”さんの考察力は凄まじいです。まぁ……大体予想はつきますよね! とこれ以上は言いませんよ!

    今回、私の作品を読んで意見コメント頂けた事大変ありがとうございました。意見の数々は私にとって勉強や気づきを得るとともに、大変驚愕する突き刺さる発言の数々——思わず笑って、読んでいたほどです。


    これで、納得をいただけるか分かりませんが、私からは以上ですね。ご清聴ありがとうございました!!

  • この話を聞いたレリアーレさんが

    「バカの手綱を握ってくれる貴重な人材が! ぜひうちのパーティーに!」

    ってならない?w

    作者からの返信

    ——ッ確かに!? そんな解釈もありかも!

    つい、そんなことを思って、驚きを得た私です。
    コメント下さる方の想像は、私の構想の斜め上を行ってしまっている事に驚愕ですよ!
    ただ、この先の構想は私の中には既にあって、「通り魔告白男」が果たして、どう彼女に謝るのか——? もう一つ笑い話が持ち上がるのですが……それはまた次の投稿で!
    是非、楽しみにしていてください!
    コメントくださりありがとうございました!