こけばし先生!質問です!
推理小説では犯人視点で事件の発端を書くのがよくありますが
あれはプロローグに相当しそうですよね
本編は探偵か助手視点ですし
セオリーからすると「最初に死体を転がせ」なんで正しそうです
となるとプロローグで見どころを語るケースならあってもいいんですかね?
作者からの返信
Edy先輩!コメントありがとうございます!
ミステリー・推理・探偵モノの金字塔といえば、そのひとつが「刑事コロンボ」だと思います。
「刑事コロンボ」の特徴として、必ず冒頭は犯人の犯行シーンからはじまる、という点がありますよね。そこを分かっていつつ、その謎ときにどうコロンボ刑事が挑むかが見どころなワケです。
似たようなモノとしてはTVドラマ「古畑任三郎」が挙げられます。こちらは必ずではないにしろ、同様に冒頭に最重要ポイントを持ってくることが多いです。
いずれも「どうやって犯人を追い詰めていくか」までを楽しむ論理的思考や推理力が魅力なワケで、これはこれでアリですよね。
ただ……昨今の動きを鑑みると、それでも「プロローグ」ではなく「第一話」として見せるやり方がリスクヘッジとして正しいでしょう。
だって、「プロローグアレルギー」の人、多すぎるんだもん。
この場合、「プロローグ」読まれてないと致命傷ですからね。以降、あの「ネタバレありき」で進行するはずが、そこを読んでない読者には意味がまったく分からない、という最悪の事態を招きますし。
個人的には、回想やモノローグ、はたまたエピローグからはじまる物語も好きです。映画「マッドマックス2」なんて、エピローグからはじまって、ラストで「ああ!そうだったんだ!」になるのが素晴らしい。
ただこれ、冒険モノ・戦記モノだと興醒めでもあります。だって、どんなピンチに陥っても、「どうせ死なないんでしょ」になっちゃいますからね。それでもうまく読者を惹きつけている作品もあるんですけれど。
応援ありがとゴザイマース!(*´꒳`*)
創作に正解はないと思っています。
しかし「より良い」という感覚はあると思います。
「こんなからいカレー食べられるかよ!」という人もいれば、
「こんな甘いのはカレーじゃない」という人もいます。
「このカレーは美味しいけど、スパイスの配合を変えればもっと美味しくなりそう」という人もいれば、
「お米を〇〇の銘柄に変えれば、より多くの人に喜んでもらえそう」という人もいるでしょう。
でもなぜか創作談義となると、なぜかやたら断定口調で放言したり、明らかに嘲弄が目的の提起をしたり、本人がそれを実行しているならとうに売れているハズの謎の創作論を熱く語ったりもする……。
ひとえに注目されるからなのでしょうなあ……と思ったり。
作者からの返信
JEDI_tkms1984先輩!コメントありがとうございます!
この手の問題に、絶対の正解なんてないですからねー。
けれど、〇〇論的なクソデカテーマを掲げてしまうと「~という考え方もー」とか「~って思ったりラジバンダリ」とかいう弱い口調では舐められる、と思っちゃうんでしょうね、きっと。
真の強者はやたらと喧嘩自慢はしないものですけれど、創作論に関しても同じことが言えるんでは?と思います。
その中でも困るのは、「自分はもう何百何千のラノベを読んだ、だから売れるモノはひと目で分かる!」的な、一文字たりとも書いたことのない方の恐るべき強者感。やだもー。
作品の品性と作者のそれは異なりますからねえ…。
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