応援コメント

第十回 インパクト抜群な難読姓……けど、読めない」への応援コメント

  • この点、星新一先生は見事ですよね。
    エヌ氏、エフ氏……時代も場所も関係なく通用するのですから。
    しかも先生は作中で一度も、具体的に物の値段を表記していないのだとか。
    現実世界で物価や為替相場が変動しても通用するように……とのこと。

    作者からの返信

    JEDI_tkms1984先輩!コメントありがとうございます!

    たしかに星新一センセはずば抜けていますよね。
    個人的には、日本SF界の「手塚治虫」だと思っているのですけれど、嫌なお顔をされてしまいそうなのでやめておきますw

    こけばしが小説にハマり出したのは、実はご親友である北杜夫センセの方でした。そう、かの「どくとるマンボウ」です。そしたら、似たような装丁の本が、しかもSF小説があるじゃありませんか!そこから星新一センセにハマり、学校及び近隣の図書館にある著作をすべて読みつくしました。もう夢中で。

    晩年は執筆をされることがなくなりましたけれど、過去作の再販がかかるたびに、時代にそぐわない表現(テレビのチャンネルを回す、電話のダイヤルを回す、など)を改稿されていた、と聞いて、ただただ凄い人だなあ、と感心していたのを覚えています。

    通俗性を徹底的に排し、国や環境、時代に左右されず、コムツカシ―漢字を使わずになるべく平易に書く。それで、あれだけのドキドキワクワク感を出せるのは、まさに巨匠の名にふさわしい偉大な小説家ですよね!

    応援ありがとゴザイマース!(*´꒳`*)