15日午前5時

大海原が朝日を蹴り上げた

まだ緑を着た山々が月を吸い込み

誰かに引き継ぐ

シャンシャン

合わせて

真実を知る地が震える


先端が奇妙に曲がったナイフ

元に戻さなくては

お前にもう一度使命を与えよう

私の足裏を馬鹿にする土と

私をつむじから引き裂く月と


あぁ 早く

あぁ 早く

海原よ 月をこの大空に蹴り上げろ

蹴り上げるのはもう最後で良い

目一杯まるくしておくと良い

クレーターを添えて


なぁ 太陽よ

どうしてあなたはそんなに輝いていられるのでしょうか

私をどうか よろしくお願いします

もうそちらにいますでしょうか

かわいがってくれていますでしょうか







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