終末世界で配信ナウ！

黒魔無限窟徘徊配信 Part２ 其の１

ログインした。

無限窟1階層で配信を開始する。

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・乙

・乙で〜す

・乙乙

・そう言えば何で魔王プレイってエンドコンテンツ扱いされてんの？

・魔物の個体ごとに上昇するステータスが違う。何なら上昇するスキルも違う

・続き、レベル上限も種族別じゃなく個体別

・続き、唯初期値は同じで上昇しやすいステータス・スキル傾向はある

・続き、とある秘術を習得しないと鬼畜を通り越して無理ゲー

・…（運営は）アホでは？

・そうだよ（断言）

一部のスキルは１０毎に奥義・秘術の類を習得できる。私が習得した〔秘術：混沌の秘法〕もそれにあたる。〔秘術：混沌の秘法〕の効果は一言で言うならば合成だ。魔王プレイではコメントにある様に必須魔術で習得しないのはネタプレイを通り越してキャラデリを勧められるレベルだ。

「…〔秘術：混沌の秘法〕…ゴブリン…ウルフ…」

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［コボルト］Lv１/８　♂

〈身体（ボディ）〉６

〈精神（マインド）〉２

〈技巧（テクニック）〉４

〈スキル〉

〈疾駆２〉〈逃走１〉

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ふむ、悪くない。〔秘術：混沌の秘法〕は合成対象のレベルを上げなくても出来るが合成後のレベル上限は合成した対象のレベルの合計に成るのでそれなりに上げる必要がある。

〔秘術：混沌の秘法〕は一概に強い魔物が誕生する訳じゃないが今現在手に入らない筈の魔物が手に入ると言う利点がある…とは言え誕生する魔物が何かは判らないので爆死もあり得る諸刃の剣だ。

〈逃走〉スキルは〈疾駆〉の逃走版で逃げる時に限り数値×２速度が上昇する。まあ、有ろうが無かろうが変わらないスキルだ。

そのレベリングとゴブリン・ウルフの捕獲をしていたのだが。

「………うわぁ…」

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・うわぁ

・うわぁ

・うわぁ

・BA・KU・SIDAAAAA！！

・大爆死っすね！

・悲惨すぎるwww

コボルトはレベル５〈逃走５〉〈精神１０〉に上がった…いらねえ。これ実質レベル１じゃん。上昇は個体別とは言え幸先悪いなあ〜。

因みに私のレベルが７に上がり《黒魔術１５》《錬金術１》《付与術１》に成るように振るう。

取り敢えずレベル５/５（カンスト）にまで上げたウルフとコボルトを〔秘術：混沌の秘法〕で合成する。

「…〔秘術：混沌の秘法〕…コボルト…ウルフ…」

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［クリムゾンヘッド］Lv１/１０　♂

【変異種】

〈身体（ボディ）〉１０

〈精神（マインド）〉５

〈技巧（テクニック）〉６

〈スキル〉

〈疾駆５〉〈加速２〉〈閃熱砲（ブラスター）１〉

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変異種かあ…微妙だな〜。

強い…強いんだが…こんな早く来てもなぁ。

変異種は一代限りの極めて強力な個体だ。合成に使っても誕生する個体の変異率が上昇する訳じゃないのでレベル上限が低い時に手に入れると微妙な気分になる。

因みに変異種はレベルの１.５倍位の強さだと言われている…個体によるが。

クリムゾンヘッドは２足歩行の紅い狼だ。多分だがワーウルフの変異種なのだろう。

〈加速〉は”レベルx秒間レベルx×２速度に加算する”極めて強力なスキルだ。

今回で言えば２秒間速度に４加算となる。

〈閃熱砲（ブラスター）〉は名前の通り強力な閃熱を口から放つスキルだ。貫通力高いしアホ見たいに威力が高いがチャージに3秒掛かる欠点がある。

捕獲してレベルを上げたウルフとゴブリンでコボルトを作ってもう一回合成する事にした。