第39話

「ひぃ……」

 『指切り』の少年の頭上には、『8』という数値が浮かんでいました。その数値の内訳が『指切り』の被害者八人なのかそうでないのかは分かりませんが、とにかく危険な殺人者である事実に違いはありません。まさか夕日の弟だったとは……。

「ゆ、夕日、こ、この人……」

「……ああ北原。向こうにいるのは殺人鬼『指切り』だ」

 汗にまみれたまま、夕日は壁に預けた尻をずるずると床へと降下させます。

「昔から何をするのか分からない奴ではあった。それでも可愛がっていたんだが、牙を向こうことになるとはな。油断したよ」

 額を両手に埋めて、夕日は嘆くかのように声を絞ります。

「……どうして誰もかも私を裏切るんだ。深夜も未明も空も、私はずっとずっと献身的に接して来た。大切な弟で友達だと信じて来たんだ。それがどうして……」

「おい聞こえているぞ」

 未明という名前らしい殺人鬼指切りは、そう言って扉を蹴飛ばしました。

「この扉を開ける方法なんていくらでもある。教育生のガキの部屋を開ける鍵なんざすぐに見付かる。北原とやらに警告するが、俺が殺人鬼だと察したのなら、逆らわない方が身の為だ。時間がもったいないからここで扉を開けてもらいたい。そうすれば命は助けるし、ちゃんと親元に返してやる」

「騙されるな!」

 夕日は叫んだ。

「口封じに殺すに決まっている! そんな口約束に騙されてはいけない!」

「まあ普通だったらそうだわな。だが、今回に限っては、ただの口約束じゃ済まないんだ」

 そう言って、未明は懐から『契約書』と書かれた紙を取り出し、ペンを走らせます。そしてその紙を覗き穴へ向けて突き付けました。

 そこには『もし北原が扉を開けてくれたなら、時川未明は北原に直接的危害を加えず、平和な日常に回帰できるよう尽力します。ただし、北原が時川未明を警察に突き出したり突き出そうとしたり、時川未明の殺人行為について吹聴するのを察知した場合は、この限りではありません』と書いてありました。

「サインも済ませてあるからこの契約書は有効だ。何が一番自分の為になるのかはもう分かっただろう? さあ、安心して扉を開けるんだ」

「……き、北原」

 夕日は捨てられた子犬のような目で私の方を見ました。

「考えるまでもないことだろう? お互いに利益のある取引だって分からないか? こんな息苦しい地下から抜けて、ママやパパの元へ帰れるんだ。素晴らしいだろう?」

 へらへらとした声。夕日は縋るような目をわたしに向けつつも、その瞳に貯めた涙をあふれ出させていました

「……何を泣いているんですか?」

 わたしは夕日に問いました。

「だって」

 夕日のその声は、肉体の年齢と相違ない程に弱々しいものでした。

「これで全部おしまいだと思って。北原は監禁を嫌がっていた。だからきっとわたしを裏切る。深夜や夕日や空が、わたしを裏切ったように」

 漏れ出した涙が滴となって床へと滴ります。

「……いや、それは裏切りでも何でもない。閉じ込めた私が悪いんだから……。ごめんね北原。本当にごめん……許してよ。ねぇ、許して……」

 なんとみっともない。わたしは小さくため息を吐きます。

 犯罪を積み重ねながら進めて来た計画が瓦解することより、殺人鬼の奴隷にされてしまうより、これからわたしに裏切られるのだということに、心を痛めている夕日。その許しがたい親友の震える肩に、わたしは手を置きました。

 そして扉の向こうの殺人鬼に、わたしは啖呵を切りました。

「やなこった!」

「……は?」

「やなこった、って言ったんですよ!」

 わたしは扉の向こうに向けて吠え続けました。

「殺人鬼の言うことなんて聞くもんですか! 夕日はわたしの親友です! 救いようのないアホチンですけど、それでも裏切ったりするもんですか!」

 夕日がぽかんとした目でわたしを見たのが分かりました。

「……北原。でも、私は君を監禁して……」

「嫌がってるって分かってるならするなこのアホチン!」

 わたしは夕日の頭を引っ叩きました。

「でもね夕日。わたしは決して、単に監禁されたのが嫌だったから、怒っている訳じゃないんですよ。いえ、監禁されるのはもちろん嫌ですけど、ことはそんなに単純じゃないというか……」

「……そうなのか。じゃあ何で怒ってるんだ?」

「さあ。一人で考えてみてください」

「……私が危険なテロ組織のリーダーだから?」

「違います」

「君以外にも何人か子供を監禁して洗脳教育をしているから?」

「違います」

「政府相手に戦争を企て多くの血を流すことを許容しているから?」

「違います」

「……君を仲間にしたいと思った時、自分の事情や考えを打ち明けて理解を求める前に、まずは閉じ込めるという方法を取ったから?」

「合ってます。ただ、もっと端的な言葉で言えませんか?」

「私が……君を信じなかったから?」

「そうなんですよ! そこなんですよ私が一番ムカついたのは!」

 わたしは両腕を振り上げて「ムキーっ」と叫びました。

「組織に入る入らないを私の自主性に任せてくれないのはまあ良いですよ。いや良くはないですけど、あなたの強引さやわがままさは受け入れて友達やってるつもりなんです。でもね、私の自由を奪ってからしか正体を明かせなかったのは、正体を明かす為に私の自由を奪ったのは、私が政府に告げ口すると思ってたからってことでしょう? その水臭さは、どうしても許すことができないんです」

「ちょっと……無茶を言わないでくれ」

「何が無茶ですか! あなたは普通に外にいる状態で、わたしに何もかも打ち明けなければならなかった! そうしてから正々堂々と勧誘行為をすれば良かった! それができないのはわたしを信用していなかったからでしょう?」

「だから待て。私の正体なんてのは至上機密で、とてもじゃないが監禁後でもないと打ち明けられな……」

「それが卑怯だって言いたいんですよ! バカにしてもらっちゃあ困ります! あなたのやってることは間違ってると思いますけど、だからって政府に告げ口して止めさせるなんてやり方はしません! 全力であなたを説得してやめさせてから、自首でも何でもさせるに決まってるでしょう!」

「……結局やめさせるんじゃないか」

「そうですよ。間違ってると思うことに迎合はしません。相手が悪いと思ったのなら、正々堂々口喧嘩します。それが友達って奴じゃないですか」

 わたしは鼻息を鳴らして夕日を見下ろします。

「あなたがあなたを正しいと思うのであれば、それを真正面から伝えれば良かった。私を監禁などせずにね。それでわたしが理解しなければ、理解するまで言い合えば良かった。それが『ぶつかり合う』ということです。もちろんそれは覚悟がいることですし、そう毎回はやってられません。それでも……本当に大切なことならやるべきなんです。信頼しあっているなら、できたはずのことなんですよ!」

 尻餅を着いたまま圧倒されている夕日に対し、わたしはしゃがみこんで目線を合わせました。

「……まあ。あなたがアホチンなんて今に始まったことじゃないですし、わたしもあなたを責められる程立派な訳じゃありません。あなたがしていること、背負って来たものの重さを考えれば、真正面からわたしにぶつかる勇気がなかったのも、仕方がないのかもしれません。それでも……その勇気をもって欲しかった、信頼を持って欲しかったとは思いますけど、でも、なかったとしてもわたしはあなたの親友です。言うだけ言ってすっきりしたので、今回ばかりは、不甲斐ないあなたを許そうじゃないですか」

 そう言って、わたしは扉の方を指さしました。

「この扉の向こうの殺人鬼は、『契約書』なんてくだらないものを使って、わたしに約束を迫りました。でもね夕日、本来約束なんてのは、そんな紙切れがなくてもできるはずのことなんです。……友達同士ならね」

 わたしは夕日に向けて小指を差し出しました。

「『指切り』をします」

 わたしが言うと、夕日は息を飲み込みました。

「約束の内容は……これが終わったら、話し合いをすることです。あなたがこれまでして来たこと、これからすることについてね。お互いが本当に心から納得するまで、何時間でも何日でもです。そしてそれで決まったことは何があっても守る! 分かりましたか!」

 わたしが息を切らしてそう言い終えると、夕日は涙を拭いながら立ち上がり、そして小指を差し出しました。わたしはそれに自分の小指を絡めましす。

「指切り……」

 夕日のか細い声が部屋に響きます。

「げんまん」

 わたしがそれに合わせます。

「「嘘吐いたら、針千本、飲ーますっ。指切った!」」

 絡み合っていた二本の小指が解き放たれます。

 小指同士を絡めて行った約束が、確かに二人の魂に宿ったのを、わたし達は感じ取りました。夕日は約束を守るでしょう。徹底的に話し合った結果であれば、例えそれが組織の解体でも自首でも何であろうと、命を賭けて最後まで守り抜くに決まっています。

「……やれやれ。子供ならではの無茶だな」

 夕日は唇を歪めて笑いました。

「『互いが納得するまで話し合う』なんて、子供にしか出てこない発想だ。大人同士なら、例え親友同士でも、互いに譲れないことはあると知っている。だからパワーゲームが必要なんだ。大人のわたしはそれを君に仕掛けた。しかし子供である君はそれを良しとしなかった」

「……大人も子供も関係ありませんよ。話し合えば分かり合える。当たり前のことです」

「もし本当にそうならどれだけ良いことかな? 何があっても理解し合えない相手はいる。理解し合った上でどうにもならないこともある。君のその幼さ純粋さには老婆心を擽られるばかりだ」

 夕日は乾いた風な笑みの中にわたしへの信愛を滲ませました。

「それでも今回ばかりは君と向き合おう。そして向き合った結果を享受しよう。それが君との友情に報いる手段なら。だが私は手強いぞ? 君の倍以上生きて来て培って来たこの信念と対決しようというのなら、それなりの苦戦を覚悟したまえ。必ずや君を説得し、こちら側へと改心させてしまおうではないか」

「……何でも良いけどよ」

 扉の向こうから、未明の忌まわし気な声が聞こえてきました。

「そっちがその気ならこの部屋の鍵を取りに行かせてもらう。バリケート作って籠城するんなら好きにしろ。ぶっ壊してやる」

 そう言い残し、未明はその場から立ち去って行きました。鍵を探しに行くのでしょう。

「……この部屋の鍵、あるんですか?」

 わたしは夕日に問い掛けます。

「ああ。教育生が鍵を閉じて中に籠城するような展開に備えてな。奴はアタマが良いから見付けるのはすぐだ。牢屋の鍵もあっさり発見していたことだし……」

「だったらちんたらとはしてられませんね」

 わたしはベッドの端を持ち上げてから、夕日に言います。

「反対側は持ってください。バリケート作りますよ」

「よし来た」

 幸いにして、夕日が何のかんのと持って来た雑多な物品のお陰で、部屋には物が多くありました。

 ベッドを土台に、部屋中のものを扉の前に積み上げました。夕日がわたしが喜ぶと思って持って来た数々のものは、まさに子供の夢を積み重ねたかのように扉の前で山を成します。そしてそれらの頂上に、子供のような大人と子供のような大人の二人が飛び乗りました。

 それが完成した直後……扉の向こうから未明がやって来て、扉に鍵を差し込みました。

「死神のお出ましだぞ」

 殺人鬼は言い、そして扉を押しました。

 それは物凄い力というしかありませんでした。未明が全力で扉をこじ開けようとした途端に、壁とベッドの間には小さな隙間が生じ、バリケートの上に載っていたわたし達はその衝撃で転げ落ちました。

「うわっ」

「わわわっ」

 尚も扉を開けようとする未明に、わたし達はベッドを全力で押し返すことで抵抗します。しかし未明の力はすさまじく、二人がかりでもじりじりと押され続けていくのでした。

「力が足んねぇぞちびっこ共!」

 未明は嘲笑をわたし達に浴びせかけます。

「こりゃあ時間の問題だな! ここが開いたら奴隷契約書にサインだ! 姉ちゃんは優しかったし好きなんだけど、朝日をいじめたとかで結構折檻もされたからな! サインをするまで徹底的に拷問してやる! そして自由の身になった暁には、これまで以上に快楽殺人を繰り返すのさ!」

 その言葉にわたしは身も凍るような悪意の放射を感じます。この人はどうしてこんなに歪んでいるのでしょう。とうてい理解が出来ません。先程夕日が言った言葉も分かるような気がしました。

 こんな奴に夕日を奴隷にさせる訳にはいきませんでした。わたし達は歯を食いしばり、脚を踏みしめて抵抗し続けます。わたしは夕日の「押す時息を合わせるぞ!」の言葉に従い、夕日と呼吸を合わせて力を籠めます。すると力は拮抗し、互角の時間が続きました。

 時間はわたし達の味方です。もうじき援軍がやって来るはずでした。

「……糞っ。粘りやがるなチビ共」

 未明は忌まわし気に言いました。

「いい加減に諦めろ。特に北原だ。おまえこのままこの扉が開かれたらどんな目に合わされるか分かってんのか? さっきの契約書の効果はまだ持続してるぞ? 扉を開けたらおまえ一人は助かるんだからな!」

 わたしは無視して扉を閉じる為力を籠め続けます。

「おまえら勝ち目があるとでも思ってんのか? 先に体力が尽きるのはチビのそっちだろ? このままじゃ大変なことになるぞ? 分かってんのか?」

 わたしは無視して力を籠め続けます。

「扉が開いたら俺はおまえを拷問してからぶち殺すぞ? 生まれて来たことを後悔する羽目になる。友達だか何だか知らないが、そんなものの為に殺されるなんてなんてバカらしい選択をしたんだと、後から痛めつけられながらおまえは思うんだ。それを回避するには今しかないぞ? 分かってんのかこのクソガキ! 開けろ、開けろ! 開け……け……」

 突如、扉に込められていた力が緩み、無くなりました。

「や、やめろおまえっ。いてぇじゃねぇか! やめ……や……。……っ」

 興奮したような何者かの息の音と共に、何かが何かに突き刺さる鈍い音が続いています。さらには、何か液体が飛び散るような音が響き渡りました。

 扉越しにも、わたしにはそれが、刃物で滅多刺しにされて血液が飛び散る音に聞こえます。わたし達が呆然としていると……少女の金切り声が扉の向こうから放たれました。

「良くも妹を!」

 それは悲痛な叫び声でした。

「良くも零歌ちゃんを殺したな! この殺人鬼が! 殺す! 殺してやる!」

 わたし達は代わる代わる覗き穴から扉の向こうを覗きます。

 そこには肩に血のにじんだ包帯の巻かれた中学生くらいの女の子が、背後から未明をナイフで滅多刺しにしていました。その顔つきは、飛行機を墜落させた松本零歌に酷似していました。

 背中にたくさん穴が開いて血の海の中に沈む未明の姿に、わたしはおぞましさよりも安堵を感じます。そんな己の思考回路に驚くこともしません。それほどまでに未明という死神は恐ろしく、それから友を守ったという事実を喜ばしく感じました。

「……開けるぞ」

 夕日が言います。わたしが頷くと、夕日は扉を開けて少女の前に出ました。

「やめるんだ唯花」

 そう言うと、唯花と呼ばれた少女は顔をあげて夕日を見ました。

「その肩の傷は私が闇雲に発砲した時のものだね? ……すまないことをしたな。誰に手当てしてもらった?」

「……田島さんに。この地下にいた深夜さんの仲間です」

 唯花は振り絞るような声で言いました。

「あの……殺させてください」

「……ふふ。流石はあの零歌の姉だ。過激なことだ」

 夕日は優し気に笑いました。

「しかしそんなことをしても零歌は喜ばない……とは言わないが、しかし例え相手が殺人鬼であろうとも、人を殺した事実は生涯君を苛むことになる。それを君に背負わせるのは忍びない」

「でも……こいつは零歌ちゃんをっ!」

 唯花は泣き叫ぶように言います。

「確かにウチはあの子が疎ましいと思うこともあった! お姉ちゃんやと思って何でも我慢して来た! そなけどちゃんと優しいに接してあげたら、あの子は誰よりも純粋に笑うねん! 注いだ以上の愛情が必ず返って来るねん! それは確かに人より歪んどったかもしれん! そんでもウチにはあの子が必要やったんや! それをこいつはゴミみたいに!」

「心配するな。この殺人鬼は私が生涯に渡って閉じ込める。二度と悪さができないようにな。こいつにとってそれは死刑になるよりつらい罰と言えるだろう。必ず報いは受けさせる」

 そう言って夕日が唯花の肩を掴むと、唯花は大人しく未明の上から引き剝がされました。夕日がナイフを指さしてから手を開くと、それにも夕日は従います。大人しくナイフを手渡したのでした。

「さて……未明。背中は穴だらけで全身は血塗れだが、それでもおまえは助かるのかな?」

 夕日が未明の前にしゃがみこむと、未明は微かに唇を震わせます。そして言いました。

「……けろ」

「ほう?」

「助けろ」

 未明の身体を診察するように見詰めながら、驚いた顔をする夕日。

「この出血量で良く喋れるものだな。確かに所詮少女の力。滅多刺しにしたと言っても、ちゃんと刺さっているのは四、五か所だけ。それも内臓を抉るような位置と深度の傷はないとはいえ、意識があるのは凄まじい精神力。おまえという人間には戦慄させられるばかりだな」

「……うるせぇよ」

 未明は苦痛に満ちた声で言います。

「助けろよ。姉ちゃん医者だろ? 手当できるだろ?」

「しても良い。だがその前に」

 夕日は未明の手から血まみれの『契約書』をはぎ取り、ペンを拾ってさらさらと何か書きとりました。そして未明の前に置きます。

 そこには『時川未明は二度と姉に逆らいません』と書かれていました。

「これにサインしてもらう。そうすれば助命してやる」

「……従うと思ってんのか?」

「従わなければ手当はしない」

「俺の寿命はまだ先だ。放っておかれても死なねぇぞ」

「いいや死ぬさ。おまえが助かるのはここで従うからこそなんだ。それこそがあらかじめ定められたおまえの不変の運命だ。おまえだって分かっているんだろう?」

 夕日は頬に笑みを刻みました。

「確かに私は医者だ。だから今すぐに応急措置を始めないとかなり危ないと分かる。さあどうするんだ? おまえに命を捨てる程の誇りはないだろう。泥水を啜り腐肉を食んで、さあ、生きろ。生きるんだ未明」

「……ちくしょう」

 未明はペンを持ち、震える指で自分のフルネームを書き込みました。

「良い子だ」

 夕日はそう言って手当を始めます。か細い声で、未明は「ちくしょう……ちくしょう……」とうなり続けていました。

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