第21話3聖女パーティー誕生

今日の野営地に着いた 匂いと音を聞くと1キロ先ぐらいに先程の奴隷商人の馬車が野営しれいるみたいだ

それをシャルロットとリリエルに話すと取り合えず行って子供達に話を聞こうと言う事で決まった

奴隷商人達の野営地に着いてリリエルが奴隷商人達を魔法で眠らせる その後子供達に話を聞くと

やはり戦争地域か一人で居たとこを攫われたらしい

とにかく兄貴の所に送りたいが どうすればいいんんだ? するとリリエルが転移の魔法を兄貴にならった

ので 転移を使うと言い出した そんな事聞いてないけど


なんでも 一番魔力があるリリエルにだけ教えていたらしい リリエルの魔力だけじゃ足りないかも

しれないので兄貴の魔力を込めた指輪も貰ってるらしい

転移の魔法を使うので子供達に自分の服を握らせるリリエル もちろん俺もシャルロットも服の裾を握る

お前だけ兄貴に会うなんてずるいだろ 


光が俺達を包み目を開けると孤児院の食堂だった ブランさんに頼んで兄貴を呼びに行ってもらう

ほどなくして 兄貴がやって来た

「どうしたんだ? こんな夜中に?」兄貴が胡乱気に言う

「奴隷商人達に捕まっていた子供達を助けてきました」リリエルがちょっと自慢気に答える

「そうか よくやったな 偉いぞ」俺達三人の頭を撫でながら褒めてくれる

あ~兄貴成分補充  

「でも お前達 まだ商隊の護衛中じゃないのか?」

[まあ そうなんだけど 兄貴 俺とシャルロットにも指輪くれよ]

「そう言うかと思って 作っといたよ お前達は接近戦が多いからネックレスにしといたよ」

俺とシャルロットにネックレスをくれた

「マオとか 魔法をほとんど使わないから いらないんじゃないか?」兄貴が意地悪を言う

「兄貴に貰ったって事が大事なんだよ!!」

「分かった 分かった  後の事は任せて 護衛に戻りな」

そう言って 俺達を元の場所に転移させた

「で? シャルロットこいつらはどうする?」

元の場所に戻って 眠っている奴隷商人達を見ながら聞くと

「逃げ場所も無い 一瞬先はどうなるか分からないって気持ちがどんなもんか経験して貰うのがいいと思うけど

どう思う?」

「そうだな(そうね)」俺とリリエルが賛同する


 と言う訳で彼らは手足を縛られたまま睡眠魔法を解き森の中に放置した 馬には罪は無いので

放してやったが 三頭とも俺達に付いて来る

二頭が馬車を引いていて 一頭がお頭専用だったのだろう

それぞれ馬に乗り護衛馬車に戻る

馬に乗って帰って来た俺達を見ても商隊の責任者は何も言わない 兄貴の推薦で護衛任務についてる俺達には

全幅の信頼を置いているのかな?

次の日 先頭が俺 中間がリリエル 最後尾がシャルロットの陣形で道中は進む


行く先の方で何かが戦っている音がする

一応シャルロットとリリエルに一報を入れておく 後商隊の責任者にも話しておく

少し進むと馬車がモンスターに襲われているようだ 騎士とおぼしき何人かが戦っているようだが 疲弊して

ボロボロの状態だ

 その光景を見た責任者がこちらは構わないので助けに行って欲しいと言われたので 三人で馬を走らせ

襲われている馬車に近付き モンスターを蹴散らす


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