第15話 攻守はあっけなく崩壊

「おい、お前。さっきはよくも俺をめちゃくちゃにしてくれたな」

 まだ俺のが、まだにおうベッドに押し倒された。


「どうだ。抑えつけられて自分のをにおわされるされる気分は」


「最高だね。残念ながら今日は何も出来ないよ」


「今日はシモを直接触ってやるよ。服が邪魔だな。簡易かんいな服装で良かった。脱がせやすい」

 あっという間にむかれてしまった。


「知っているか。よく見とけ、こうやってギリギリ触らないともどかしいだろ?」

 触られているような、でも触っていない。


「まだ耐えられる」


「じゃ、こっちをいじりながらはどうだ」


「あっ」

 乳首をせめながら、物は触らない。


「二回戦をしたとは思えないくらいの膨張率だな。可愛がってやるから覚悟しろ」

 そういってもどかしくてどうにかなりそうな物に手が触れた瞬間達した。


「けっ、面白くねぇ。早漏だな。こんなに気持ちよくしてやったのに量も少ないな。ケツは浣腸かんちょうしてからじゃないと入れない」


「なんで、どうして」


「お前のクソを物につけたくねぇんだよ。浣腸してクソを出し切ってからなら、めちゃくちゃにしてやるよ」


 耳元で言われてすぐにでもおもちゃにして欲しかった。でも残酷なことに河出は眠ってしまった。



 浣腸方法。



 昼飯我慢生活二日目、なんとなく気まずくて河出の部屋に昨日は行かなかった。そもそも密に付き合う方が仲は良すぎだ。河出の中をせめる方法を模索しているのだが、穴に突起物を入れるのは少し怖い。

 酒を飲ませなきゃこちらが入れるだけの話だ。

 

 だけど、あの乱暴な河出にめちゃくちゃにされたい。中でたくさん出されたい。俺はどっちの河出が好きなんだろ。俺が好きに出来るから酒飲んでない河出か、俺の主導権を握らせないから酒を飲んだ河出か。


 うーん、分からん。通販でアナルプラグとローションを買った。浣腸は予備校近くのドラッグストアで買おう。念のためにコンドームと精力剤を買っておこう。ドラッグストアを出ると河出が待っていた。

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