応援コメント

第1話 目覚めと決意」への応援コメント

  • 初めまして。
    この度は『自作品への意見や提案がほしい方へ』企画にご参加いただき、ありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。

    作品の分量は少ないですが、とりあえず所見を述べていきます。
    まずは全体について。文章の意味は通っているので、その点において問題はないかと思われます。プロローグでは視点の混在が認められましたが、これは小説を書き続けていれば必ず克服できる悪癖です。展開の流れについてはテンプレの部類に入るのでしょうが、最低限の要点は踏まれていたように見受けられます。導入としては、綺麗に収まっていたのではないでしょうか。

    その反面、まだ小説を書き慣れていない印象が強いです。
    テンポの速さで片付けられないほどの内容の薄さと、登場人物の楽観的な性格。毒殺に至る動機の思慮のなさ。これらが浮き彫りになってしまい、内容の荒唐無稽さが際立っているのが現状です。毒殺については「実は別の理由があった」として誤魔化すこともできますし、そもそも「度重なる粗相に堪えかね、婚約を破棄する」という王太子側の一方的な主張にも変えることができます。そうすれば、展開としての尤もらしさは演出できます。アイリ―の性格についても天真爛漫という要素の他、常人ならではの反応や仕草をさせることが重要かと思います。いくらなんでも生き返った瞬間に、テンションが最高潮に達する人間はそうそういないでしょう。

    まずは、作者様が多くの小説に触れることが大切だと思います。プロの小説や、ご自身が書きたい作品に類似するものを読み、その技術や面白い要素を吸収してください。それが執筆スキル上達の近道です。その過程で新たな発見につながる可能性もありますし。

    最後に誤字と、小説の基本ルールについて軽く触れます。
    あらすじに誤字 「復習」→「復讐」
    「」内の末尾に句点(。)は不要です。
    改行後の段落はじめは一字下げをします。
    三点リーダー(…)は偶数個で使用します。
    感嘆符(!)や疑問符(?)のあとは一字分の空白を設けます。
    これらはWeb小説では蔑ろにされがちですが、作品の体裁が整うことは間違いないので、積極的に取り入れてみてください。

    以上になります。
    作者様の創作活動の一助となれば幸いです。

    作者からの返信

    初めまして。たくさんのご指摘ありがとうございます。自分では気づけていなかったり、勉強不足である部分がまだたくさんあるなと改めて感じました。今回主催者様にいただいたご指摘を取り入れて精進していきたいと思います。