第2話 旺金林ミレイ(ご令嬢)
「
嫌味なほどつやつやの銀色のロングヘアに、宝石のように美しい
これはおそらく握手をするのが正しかったのだろうが、僕はその美しく
もちろん罠だと思ったからだ。
「どうしましたの? 置物みたいに固まっちゃって。もしかして・・・・・・女の子が苦手なのかしら?
そんなわけないですわよね?
このマリエリア魔術学園に入学すれば同級生はみんな女の子ですものね。
・・・・・・
フフッ、アハハッ! ハハハハハッ!」
その可憐な見た目からはまるで想像できない発作みたいな大爆笑に、僕が完全に引いてしまっていると、彼女はさらにこう続けた。
「冗談、冗談っ! ジョークですわよ! ごめんなさいね、わたくしジョークのレベルもものすごいの!
コホン! ・・・・・・まあ、明日のダンジョンで行われる二次試験もせいぜい頑張って。それじゃあ、また明日。
・・・・・・ああっ、わたくしとしたことが大事なことを言い忘れるところでしたわ!
結構シュッとしたお顔をしてるのに名前が少し残念ですわね!
それじゃあ、また明日の二次試験でお会いしましょう!」
そうやって僕の一番気にしていること(僕は自分のこの名前が大嫌いなのだ!)を言い捨てて、
「あーあ、いきなりめちゃくちゃ厄介そうな子に目をつけられちゃったみたいだね~」
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第2話を最後まで読んでくださりありがとうございます!
もしちょっとでも「なんかおもしろそう!」「これは期待できるかも!」と思っていただけましたら、最新話の後に☆☆☆評価をしていただけるとめちゃくちゃうれしいです!
作品フォローもぜひお願い致します!
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