第49話 福岡観光での出来事 その1

福岡空港を出た俺達は、タクシーに乗り込み


「運転手さん、福岡ドームへ向かって下さい。宜しくお願いします」


「分かりました。では、シートベルトをお締め下さい」


俺と朋美は運転手さんの言う通りにシートベルトを締める。


「それでは発車致します」


そしてタクシーはゆっくりと発車し福岡空港を後にした。


~タクシーの中での会話~



「雄二さん、今から福岡ドームに行きますが、雄二さんは○ークスファンでしたっけ? 私、雄二さんがTVとかで野球視ている姿は見たこと無いんですけど?」


朋美は不思議そうに小首を傾げる。 うん。とてもキュートだ。可愛い。


「ん? 野球には興味は無いよ。スポーツなら断然プロレスだね」


「えっ? 野球興味無いんですか!? だったら何故福岡ドームに行こうと思ったんです?」


朋美は驚いた様子で俺の顔を見てそう質問してきた。


「福岡と言えば福岡ドームでしょ。野球には興味は無いけど、福岡ドームは1度間近で見たかったんだ。 そして、○ークスのマスコットのぬいぐるみを物販で購入しようと思ったんだよ。 出来れば12球団のマスコットのぬいぐるみ全部揃えたい。そして部屋に飾りたい」


「何故ですか?」


「それは……何となく……かな?」


「……ええっ……」


朋美に呆れられてしまった。 良いじゃんぬいぐるみ全部揃えて飾ってもさ! お願いだからそんな大きな溜め息吐かないで!?


「私はてっきり雄二さんは○ークスファンだと思っていました。だから観光地に福岡ドームを推してきたんだと」


「……ごめんなさい」


「別に良いんですけどね」


「……因みに朋美は野球は視たり…」


「実家に居た時は視ましたよ」


「何処の試合を?」


「主に○日ドラ○ンズの試合ですね。地上波ではしていなかったので、ネットで視てました」


「……意外だ。朋美が○日ドラ○ンズファンだったなんて」


「別にドラ○ンズには興味はありませんよ?」


「じゃあ何故試合を視てたんだ?」


「だって……可愛いじゃないですか……ド○ラ」


「……朋美も同じ穴のむじなじゃん」


「……(プィッ)」


「他所を向いて誤魔化したな?」


「そ、そんな事ありませんよ」




『ちなみに私は生粋の○ークスファンです(by運転手さん)』



そしてタクシーは福岡ドームに到着した。


福岡ドーム。 福岡ドームは、福岡県福岡市中央区地行浜2丁目(シーサイドももち)にある、開閉式屋根を持つ多目的ドーム球場。プロ野球・パシフィック・リーグの福岡ソ○トバンク○ークスが専用球場(本拠地)として使用しており、日本野球機構(NPB)所属球団の本拠地球場の中で最も西に位置している。


「雄二さん♡ 福岡ドームに到着しましたよ♪ さぁドームの中に入りましょう♪」


朋美はウキウキしながら俺の手を引っ張ってドームの中に入る。 朋美も何だかんだ言いながら楽しみにしていたんじゃん。 何はともあれ朋美が楽しそうで何よりだ♪ 俺は、はしゃぐ朋美の姿を見てクスリと笑った。


俺達が行った時は○ークスの試合はしていなかった。だから俺達はドーム内を散策する事にした。 ミュージアムを見学したり、ショップで○ークスのグッズを購入したりと結構楽しんだ。 因みに俺の目的であった○ークスのマスコットのぬいぐるみはしっかりGETした。 ただ、大きなぬいぐるみは朋美に購入を阻止されてしまったが。


福岡ドームを後にした俺と朋美が次に向かったのは天神地下街。 天神地下街でショッピングを楽しむ事に。 地下街をぶらぶらしていると、ある店舗で見た焼きたてカスタードアップルパイがとても美味しそうだったので4つも購入してしまった。


そしてあっという間に夜。


さて、今回のメインイベントである中洲の屋台に行きますかね。




ここまで読んで頂きありがとうございますm(__)m


面白いと思われたら ♡ ☆評価 コメント レビュー等を頂けたら嬉しいです (* ̄∇ ̄*)


今後とも拙作を宜しくお願い致しますm(__)m
















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