変わり者の友人の話⑥。
とうとうA君の部屋に入ったおれっちとS君。
部屋は割とキレイに整頓されており、ちょっと意外だった。
「どうぞ、座って。」
A君はそう言うとベッドに腰を下ろした。
おれっちとS君はクッションに座る。
「俺18時からバイトだから、17時30分くらいまでなら大丈夫だよ。」
A君はそう言うと制服のズボンを脱ぎ始めた。
おれっちとS君がゾワッとしたが、単に私服に着替えるために脱いだだけだった。びっくりさせやがって。
私服に着替え終えたA君に、我々はずっと思っていた疑問をぶつけた。なぜ学校で一日中寝ているのか。
するとA君は語り始めた…。
(次で終わります)
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