実は登場時から気になっていたギースさん。心情の一端でも触れられて良かったです。
恋心とも違うのでしょうが、認めた相手に認めて貰いたいという渇望は如何ともし難いものです。そしてロコさんを恐れていた気持ちも今ならよく分かります。
しかし、『ロコさんからの評価』を得た新人テイマーナツさんが、ずっと向かい合うのを避けてきたロコさんみたいな言動をして自分を攻めてくるなんて、それは控えめに言って……地獄ですねw
それをプランしたどこかの正体不明のビックリ箱さんはきっと悪魔のようなお方に違いありませんねw
作者からの返信
何時もコメント頂きありがとうございます^^
憧れていた相手から無価値だと言われるのは恐怖でしかないですよね。
ロコさんはそんな事言わないとは思いますが、そういうのは態度で分かりますし……。
ミシャさんはその化け物染みた観察眼によってギースの心情を大体把握してました。
そしてそれを分かった上で、演技指導や全体的な作戦を構築してるんですよねぇ、しまいにはロコさんと同じ格好の神化装備まで用意して……控え目に言って悪魔ですw
ギースの心情を知った上で、158,171,172話を読むとギースの苦悩がより分かり面白いかもです!
ギースとロコさんとのちょっとしたすれ違い。それを変なプライドで拗らせたもの。
ロコさんがもっとギースと話し合えれば拗れなかったかもしれないけれど、
ギースは楽しむよりも効率を重視していたからなぁ。
それでも最後は、負けるとわかっていながらもプライドの為に
卑怯な手を使わず正々堂々と勝負したのは、根っからの悪人ではない事かな。
他のゲームでも何かやらかさないでいてほしいです。
いい仲間と出会えれば、変わるかもしれませんね。
後、確認を。
――俺が俺に誇れる価値を見出せいのは、お前が俺の価値を認めないからだ。
見出せないのは、 ですね。
余談ですが、「かたをつける」の漢字は、「方を付ける」とばかり思っていたのですが、
「片を付ける」でもいいみたいですね。「片付ける」に倣ってそれでもいいという事で。「けりを付ける」という言い換えもありますが。
まだまだ分からない事が沢山ありますね。
作者からの返信
何時もコメント頂きありがとうございます^^
多分話し合ってもロコさんがギースを本当の意味で見る事は無かったと思いますので厳しいですね><
やるとしたら実質あまり活躍出来ていなかったリンスをサブマスから外し、実力順でギースをサブマスにして役割を与えるとかでしょうね。
……ロコさんには出来ない手段ですが。
ギースは根っからの悪人ではありませんでしたが、望みと器と才のバランスが取れていなかったための悲劇でしたね(汗
ギースにロコさんは眩しすぎました。
誤字報告頂きありがとうございます!
何時も本当に助かっております><
日本語はニュアンスによって様々なパターンがあるので本当に難しいですね。
しかも新しい造語までよく作られて行っているので本当に面倒という……。
ギースくんにシンパシーですね。
こっちの努力を簡単に越えていく奴らに対する怒りは、逆恨みだけど、逆恨みしたことですむほど安っぽくなかったりもしますよね。こちら側からしたら。
相手の存在自体が、自分の存在を否定してしまうような感じ。
タガが外れてる人たちには分かってもらえなくても、凡人にはわかりますよギースくん。
諦めてしまえたら楽なんでしょうけど。やっぱり憧れもある。あちら側は眩しいんですよね。行けるものなら、そちら側に行きたいんです。
でも、最後に彼が潔い選択をすることが出来てよかったです。
作者からの返信
何時もコメント頂きありがとうございます^^
明確に順位や評価が決まってしまうWEB小説を書いていると、自分の器の小ささを直視する事がよくありますね(汗
承認欲求や憧れが強すぎるとその道を歩むだけですり減っていくという……。
ギースはテイマーとして強烈な存在感を持つロコに憧れて、認められたいと思っていてもそれが叶う程の才はなく。
その後の手段を誤りましたが、正攻法でやっても絶対にロコさんの視界に入らないと理解していたギースのは、ゲームを引退するか強硬手段を取るかしかなかったんですよね><
価値観が違ったすれ違いだったね…。
リンスさんのためだけに立ち上げたのと、成り上がるためじゃ合うはずがないから。
作者からの返信
何時もコメント頂きありがとうございます^^
ギースが
「ロコさん、マジパネェっす! マジリスペクトっす!」
みたいな性格なら良かったのですが、実際には
「あのロコから認められたい」
という願望を持ってしまったのが破滅の始まりでしたね。
象が蟻を見てその価値を感じる訳もなく、実際それほどまでにギースとロコさんの存在は乖離してました。
そしてギースが求め続けていた『ロコさんからの評価』を新人テイマーのナツが簡単に掻っ攫っていったという……。
あぁ、なんかギース側の気持ちがよく分かります。
届かない人間には何をやっても届かないんだけど、そんな虫けらでも頑張って足掻いてるんだ、そうであることくらいは気付いて分かってくれよ、って言う足掻き。
この文面からでは、果たしてロコさんにそんな感情は届いたんだろうか?って思うと切なくなります。
作者からの返信
何時もコメント頂きありがとうございます^^
私もギースの気持ちはよく分かりますね。
私は大好きな作家さんが何人も居るのですが、もし機会があったとしてもその先生方に自分の作品を見せるのは怖いです。
それでもし、「この作品には魅力がない」なんて言われたらショックでもう小説が書けなくなる自信があります^^;
ギースは手の届かない天才であるロコさんに憧れ、けれどそんなロコさんから自分の価値を認めて貰えなくて、行動は間違ってしまいましたが少しでもロコさんの目に留まるようにと行動し続けた凡才でした。
ロコさんは今回の事でギースの気持ちに気付く事が出来ましたが、それでもこれからも価値を感じれなかった人達に価値を感じる事は出来ません。
これはロコさんが酷いわけではなく、単純にエイリアスメンバーは生きる世界が違い過ぎるんですよね……。