シュン君はリアルでこんなことがあったんですね。リアルで走れないからこそ、プログレス・オンラインの世界で走れた時の感動は凄まじいものだったでしょうね。
シュン君の名前は、ナツさんと同じような設定の仕方……見た目は流石に変更されているでしょうが、実名を使っていることは同じですね。
作者からの返信
何時もコメント頂きありがとうございます^^
シュン君はロコさんほどこの世界にのみ傾倒しているわけではありませんが、プログレス・オンラインを自分らしく生きられるもう1つのリアルと認識してます!
『87. ナツ、ロコさんに本気で怒られる』でちょっと触れているのですが、シュン君は名前のみリアルと同じ、ギンジさんとナツは名前も顔もリアルと同じという感じになってますね><
成程、シュン君は梨園で育ったのですか。一般の人から見たら異世界ですからね。
名門の育ちなら、相当なプレッシャーがあったはず。家柄にも格差があり、
名前にも歴史の重さもありますし。
例えば、海老蔵から團十郎への襲名となると、名跡の重さはどれくらいになるだろうか?名誉ではありますが。
名前に泥を塗らない為にも、梨園の妻は沢山の男児を生んで才能のある子に芸を受け継がせないといけない。出来なければ捨てられる。
そんな特殊な世界で育ったから、シュン君は、そういった性格になったのかと。
でも全てを失ったような中でも、ゲームの中だけでも一番になりたいと頑張るシュン君は応援したくなりますね。
もし何事もなく歌舞伎をやっていたら、シュン君は女形とかやっていたのだろうか?
作者からの返信
何時もコメント頂きありがとうございます^^
歌舞伎の名門に嫁ぎ、子供の出来づらい体質で第一子が生まれるのが遅く、やっと出来た男子は交通事故で歩けなくなる……シュン君のお母さんに降りかかる不運は半端ではないですね(汗
そしてそんな世界で育ったシュン君は今の状態になりました。変な風に歪まなくて本当に良かったです……。
シュン君の家は立役中心の家でしたので、若い時は女形なども経験すると思いますが、最終的には立役になっていったと思います。
ただ、シュン君本人は母親似の顔立ちなので、大人になっても女形の方が合っていたりするでしょうね^^;
ひどい父親ですね。シュンくんの冷静さもそこから来てたんですね。
作者からの返信
何時もコメント頂きありがとうございます^^
多分この父親も幼少期は義務と責任の重圧の中で育ってきたんだと思います(汗
何百年も続く名家を背負う一族は、多分その中で一般的な家庭と考え方が乖離していったのでしょう……。
シュン君の精神性は、完全に歌舞伎役者としての英才教育の賜物ですね。
禿役で舞台に出た経験もありますし、小学生ながら既に大人と混じって練習や、重い責任のある舞台での仕事もこなしてました。
シュン君、絶望して屈折しても仕方ないような状況なのに、なんていい子なんだ!
見様見真似で周りにいる優れた才能の方をトレースできるのも、実はまた凄い才能なのだけどその事に本人が気づいて別の新たな道を見つける日がくるのかなぁ……来て欲しいなぁと思わざるを得ないお話でした。
作者からの返信
何時もコメント頂きありがとうございます^^
シュン君は本当に才能は無くて、見て覚えるのは才能というより3歳の頃から父親に叩き込まれた技術だったりしますね(汗
日本では見稽古や守破離といった、『見て盗む』『真似ることから始める』という独特の考え方があって、シュン君は歌舞伎の稽古の中でその技術を収めました!
シュン君は特殊な環境の中で本物の天才に何度も触れて来たので、余計に才能の有無を否応なく突き付けられてきた経験があるのです><
ですが、それでシュン君が卑屈になっているとか劣等感を抱いているとかは全くありませんね!
才能が無くても力を手に入れる方法は幼い頃から習得してきたので(๑•̀ㅂ•́)و✧