オマケ4 電撃ゲーム小説大賞の宣言について

 証言及び資料をご提供いただいたので、追記させていただきたいと思います。



 引用はじめ――――――


 きょう

 @FKmIrJ3GSQyxlZ2


 誰が書いたのか? 次第なんですが、仮に角川歴彦氏なのだとしたら、ザスニーカー創刊号には書きようがないんです。角川追い出されていた時期なので。

 同時期に電撃ゲーム小説大賞の宣言しているんですが、あくまでゲームの原作になるような小説と言っていてライトノベルは一言も出てきません。

 午後5:42 · 2024年7月16日


 引用おわり―――――― きょう Xより

 https://x.com/FKmIrJ3GSQyxlZ2/status/1813131982731420050



 ゲームの原作になるような小説、という文言があったというのは以下の部分となります。

 提供資料より引用します。


 引用はじめ――――――


 ●募集内容 ゲームになりうる可能性を秘めた、オリジナルの長編および短編小説。未発表(他の公募に応募中の作品も不可)


 引用おわり―――――― 第1回電撃ゲーム3大賞 募集!! 雑誌の切り抜き画像より

 https://x.com/FKmIrJ3GSQyxlZ2/status/1813152613980119408/photo/1


 これにより、ザ・スニーカー創刊号への宣言寄稿、電撃文庫初期のなんらかの媒体も、ほぼほぼ可能性がなくなりました。


 それにしても、物事に歴史あり。

 こうして様々な方にご協力いただきながら調べていると、少しずつ時代と共に色々なものが変化や進化を遂げ、今日に続いているのだなと思わされます。



 また、こんな文言が載っていたので、ご紹介いたします。


 引用はじめ――――――


 創設宣言 (株)メディアワークス社長 角川歴彦


 ゲームとはコミュニケーションであり、文化であり、そして、何より楽しくて面白い。その評価はストレートであるがゆえに嘘がない。

 ゲーム小説とは知性であり、メディアミックスが実現した時点で総合芸術であり、そしてゲームと同じく楽しくて面白い。


 引用おわり―――――― 第1回電撃ゲーム3大賞 募集!! 雑誌の切り抜き画像より

 https://x.com/FKmIrJ3GSQyxlZ2/status/1813152613980119408/photo/1


 私はこれを読んで、新たなる世界を広げるワクワクに満ちていると感じました。

 書いた方も、胸躍らせ筆を走らせたのではと想像します。

 昨今ではなろう批判の中でもごくごく一部の傍流にて、ラノベがなろうのせいでゲームライクになってしまってけしからん! という言説もあるようですが……。

 これを読むと、私などはある種の原点回帰へと向かったのかなと考えたりもし。

 ファッションの流行は十年サイクルくらいで来る、という言葉を思い出しました。


 何はともあれ。

 「テレコ覚え」という、私なりの結論を覆す証拠ではありませんでした。

 

 二〇二〇年? 二〇二一年? に始まった三十年前のライトノベル宣言、今はもう二〇二四年なので、三十四年前でしょうか?

 ある、ない、等の資料をお持ちの方はまだ募集中です。

 お教えいただいてこうしてまとめていきたいと考えていますので、お気軽にお声がけいただけたらと思います。


 また、改めまして。

 情報をご提供いただき、画像を用意するという一手間をかけてくださった方に、深く感謝いたします。

 ありがとうございました。

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