第8話
「そう殲滅!かっこいいでしょー!」
”いやかっこいいけどさぁ”
”なんかこう...合わないっていうか...”
”もっと可愛いスキルを想像してた”
”強いんだろうけどね”
”まぁ実際世界4位だし?”
”逆になんで殲滅の上に3人いるんや...”
”2位と公式でバトルしてたよね”
”ランク変動システムのときな”
”強いとは思ってたがまさか玲瓏の妹だとは...”
”化け物が生まれる家系かな?”
”遺伝子が優秀過ぎる”
「白雪は可愛くて強いもんなー」
「もぉ褒めないでよっ!照れるじゃ~ん」
雪乃はぺちぺちと六花を叩く。
「ははは、やっぱり白雪は可愛いな~」
”なんだ、ただのシスコンか”
”シスコンだな”
”シスコン乙”
”なお白雪ちゃんもブラコンの模様”
”くっそ”
”うらやま”
”俺もブラコンの妹が欲しかった”
”涙拭けよ”
”2次元だけの存在じゃないのかよ!”
「私は別にブラコンじゃないよ~。...まぁおにぃはシスコンだけどね~♡」
「俺もシスコンじゃないぞ。ただの妹想いのお兄ちゃんだ。」
「それを世間ではシスコンって言うんです~♡」
「ぐぬぅ...白雪に論破されてしまった...成長したなぁ...」
”全然論破されてないんだよなぁ”
”むしろブーメラン投げてるだけやろ”
”成長したなぁで草”
”でも可愛いのでおっけーです!”
”ほんそれ”
”マジでそれ”
”可愛い”
”可愛さのあまりみんな語彙力喪失してて草”
”でもなんで4位に収まってるんだ?殲滅って言うくらいなら上の順位の奴も殲滅できるんじゃないの?”
「あーそれはね、私のスキルはすこぶる対人戦に向いてないからなんだよね」
「モンスター相手なら滅茶苦茶強いんだけどな」
”対人戦不向き?”
”そういうデメリットがあるのか”
”なんで向いてないんだ?”
”モンスター相手には強いってことは人間に対しては制限がかかるんじゃないか?”
「んー私のスキルってさ、モンスター相手と対峙したときに全てのステータスがそのモンスターの100倍になるんだけどね?」
”ファ!?”
”なにそれ2位のスキルの完全上位互換じゃん”
”モンスター絶対勝てなくて草”
”はいぶっ壊れー”
”デメリットはどうなん?”
”まぁこんだけ強いなら当然デメリットもエグイよな”
「このスキルのデメリットは対人戦だとステータス上昇が5倍固定になることなんだよね」
”デメリットのとき2位の完全下位互換で草”
”うーんこれは対人戦向いてない”
”それでも4位ならへん普通にスキル無しでも強いんだろうなぁって”
”上位の奴らは素の身体能力がお化けだからね...”
”モンスター絶対殺すマン”
”ちなみに玲瓏と戦ったらどうなるの?”
「おにぃはもう無理だねっ!勝てる気がしない!」
「スキルが完全に発動したら勝てるかもなぁ~」
「いやいや、それでも多分無理だよ~」
”おいちょっと待て”
”え?今なんて?”
”自分のステータスより100倍強いやつに勝てるの?”
”一体どんな手札があるんや...”
”実際あの技ってあとどれくらいあるんだろ”
”あの銀華ってやつは必殺技っぽかったけどね”
”むしろあれが必殺技じゃなかったらあれ以上の技があるということで...”
”想像すらしたくない”
その後も雑談は続き六花と雪乃はリスナーを驚愕の渦に巻き込み、神回としてリスナーの間で語られていた。
◇◇◇◇
「おつかれ~雪乃」
「おにぃこそお疲れ様!おにぃって意外と雑談するの得意だったんだね~」
「それは雪乃がいたからだよ、滅茶苦茶心強かったし」
「えへへ~それほどでも~♡」
「(やっぱり雪乃は可愛いな~)」
二人はお面とフードを取りお互いに労りの言葉をかけた。そして今日中にやるべきことをし、床に就く。
同じベッドで一緒に
◇◇◇◇
私「スゥゥゥゥゥゥゥゥ......ハァァァァァァァ...(
誤字脱字があればご報告お願いします。
気に入っていただければフォロー、☆評価、♡、コメントをしてくださるとモチベーション上がります!
1日サボってごめんね
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます