第7話
ああああああコメントで得られるモチベがしゅごいいいいいいいい!!!
...本編です。
◇◇◇◇
「どうもこんばんは。さっきぶりですね、玲瓏です。」
「こんばんは!玲瓏の妹、白雪です!」
ダンジョンから帰宅し、予定通り雪乃と夕食をとり配信の枠を開いていた。六花としては後日でもよかったのだが、雪乃が
「今日の夜空いてるならやればいいじゃん!こういうのは早くやっておいて損はないしさ!」
と言うので今日中に済ませてしまおうということになったのだ。雪乃も六花と同様まだ学生なので身バレ防止用の狐の面をしている。※六花は深めのフードで隠している。
”思ったより早かったな”
”まさか今日中にやるとは”
”まぁこれで妹ちゃんがいるってわかったし”
”お面つけててもわかる可愛らしさ”
”絶対可愛いよな”
”今日は白雪ちゃんに何作ってあげたんですか?”
「今日は豚の角煮ですね」
「え!?おにぃがお家でご飯作ってるって知ってるの!?」
「あーすまん、俺が言っちゃった」
「えぇ!?なんで!?」
「だって配信中に今日の夕食作ってなかったの思い出してさ――」
「私だって料理くらいできるもん!」
”てぇてぇ”
”お兄ちゃんの方が料理得意なんですねわかります”
”強くて料理できる...だと!?”
”俺たち勝てる要素ないやん...”
”年齢”
”草”
”この場合それは勝ててもマイナス要素なんだよなぁ”
”年齢なら勝てるが若さにされるとあーもう”
”ヤケになってるやんw”
「まぁまぁ、気を取り直して今回の本題はですね、俺または白雪への質問コーナーです。」
「プライベートなことやえっちな質問は駄目だよ!」
”質問1個潰されたわ”
”先手打たれた”
”ぐあぁぁぁ!(何かが爆発する音)”
”爆死してるやつおる”
”はいはい!玲瓏のスキルの名前と内容教えてください!”
”そういえば公開されてないから詳細はわからないんだよな”
”え?あれって秘匿されてるわけじゃないの?”
”わかってるのは氷の魔法が使えることくらいか”
”気になる”
「あー俺のスキルですか、確かに公に言ったことはありませんでしたね」
「言っていいの?いままで言わなかったのに」
「別に隠してたわけじゃないからね、聞かれたら答えるよ。それに教えたところで簡単に対策できるようなモノじゃないしね。」
「ふふっそれは確かにそうだね!」
「俺のスキル名は【氷帝】です」
”氷帝?”
”まぁ氷の魔法とか使ってるから納得だけども”
”それでスキル内容は?”
”そこが重要だよな”
”でも腕再生するのは魔法の域越えてるから少なくともそういう能力はありそう”
「【氷帝】のスキルは主に3つですね。一つ目は氷の魔法を使用する力、二つ目は氷を生成する力、最後三つ目は氷からありとあらゆるものを具現化する力です。」
”最後の能力壊れてね?”
”その能力でさっきは腕治したんだ”
”普通にチートで草”
”ホントになんでも作れんの?”
「基本的にはなんでも作れますよ。ただ腕、とか足、みたいに俺が構造を完璧に把握してるものじゃないとその形をしたナニカ、になってしまいますが。」
”????”
”つまり...どういうこと?”
”わけわからん”
”ありとあらゆるとは”
”能力のデメリットみたいな感じかな?”
「例えば俺は腕がものを掴む、投げる、動かす、骨と筋肉、血液、皮でできているなどどんなものかを把握しています」
「ですが例えばこのスマートフォンがどんな動作をして動いているか、どんな部品でできているかなどの情報が足りないんです。」
「情報が足りないまま作ろうとすると...」
六花は生成した氷をスマートフォンにしようとするが...
ゴトッ
できたものは外見がスマートフォンのただの氷だった。
「このように外見を取り繕っただけのまがい物になってしまいます」
”なるほど”
”情報が足りないと本物が作れないと...”
”逆に言えば情報が揃っていればなんでも作れるってことだよな”
”それだけでも普通におかしいよなぁ”
”白雪ちゃんにもスキルとかあるの?”
「あ!私のスキル!?私のスキルはね―――【殲滅】!」
”お?”
”ん?”
”ん?”
”聞き間違いかな?”
”殲滅?”
”流れ変わったな”
”たしか殲滅のスキルってSS級が持ってなかった?”
”あー!白雪って聞いたことあると思ったら探索者ランキング4位の!?”
”なにこの家一種の災害じゃん”
”絶対に敵に回してはいけないお家”
◇◇◇◇
今回短めです。日付が変わるタイミングで投稿したかったのですがオーバーしてしまいました。
妹ちゃん可愛いと思ってくださった方はコメントで私の幸せホルモン分泌させてください。
※コメント見てる時の私
「あ~しあわせホルモンが分泌されりゅ~」
誤字脱字があればご報告お願いします。
気に入っていただければフォロー、☆評価、♡、コメントをしてくださるとモチベーション上がります!
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