最初は本当に不遇な聖女マルティカ。なんとろくな護衛も付けられずに最前線で自分の命を削るようにして戦い国を守り続ける。そんな彼女のまさに矢尽き、刀折れ、もはや気力も体力も限界のところで滅びた他国から助太刀に現れたのがちょっと強面の兵士であるレツァード。そこから先はお互いに思いやり助け合う2人の姿を見守ることになる。最初が不遇過ぎてとにかくマルティカに幸せになって欲しいと最後まで読みました。そう、最後まで読んでるのに♡をつけませんでした。今度つけておきます。