第6話 誰のせい?
入院してどれ位たっただろうか。
毎日同じ順番に同じ部屋を回って過ごしていた。
ある日隣のお兄さんが居る病室に行くと扉がしまっていた。
外から見るとみんな布団をかぶっている。
入っていっても相手にして貰えないからそのまま反対の病室に。
看護婦さんが忙しそうにしていた。
病室に入ると看護婦さんが僕に何か話しかけてきた。
聞き直そうとしたら慌ただしく出て行ってしまった。
すると、いつも遊んでくれるお姉さんが。
「今日は遊べないからここから出て!」
と言われて通路に出た。
次の日の朝お兄さんの病室に白い紙が貼ってあった。
反対の病室には鎖で開かないようになってた。
見るとお姉さん達は布団をかぶって動かない。
ドアの脇に白い紙が貼ってある。
字が読めなくて、ひらがなしか読めない。
読めるとこだけ読んでみたけど?
さっぱり解らなかった。
ナースステーションを過ぎて年の近い男の子の病室にいって
遊んでた。
次の日の朝お兄さんの病室もお姉さんの病室も入れない。
仕方なく年の近い男の子の病室へ。
すると!その病室も扉が閉っていた。
隣の病室に行こうとしたら?
看護婦さんに「お部屋で遊びなさいと。」言われて。
その日は部屋でおとなしくして、一日が終わった。
次の日の朝病室がバタバタして騒がしくなっていた!
訳も分らず、ベットごと通路に出され一番奥の広い部屋に移された。
すると!仲良くしてくれてる子達がいた。
お兄さんが「お前もとうとう来たか」と言われた。
「おれはあと数日で、でれるから。」
隣に居た子が「移らないの?」
お兄さん「治りかけだから大丈夫なんだよ、きっと。」
隣の子 「僕はまだだよ。」
お兄さん「大丈夫だよ、みんなで遊べるじゃん。」
みたいな事を言って周りがさわいてた。
次の日からベットが増えだした。
何日か過ぎた頃、今度はベットが減っていく。
広い部屋に自分一人になった。
すると!ベットでほかの部屋に?
今度は狭い部屋でベットのスペースしかない部屋で車椅子も無く鍵も
かかっていた。
何日か過ぎた頃、いつも怒っていて怖い看護婦さんが来て部屋やの外に。
石とタイルの部屋で服を脱がされて。
「綺麗に洗って待ってなさい」
そんなような事を言われて扉を閉めた。
*今ならこんな事言われたら期待しちゃうよね。*
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