第17話「父コーヒーマン、母ビールウーマン」
私の大好物はカフェオレです。
私は無類のカフェオレ好きです。誰がなんと言おうと飲み物界のナンバーワンはカフェオレで譲れません。世界が一回転でもしない限りは、私はカフェオレ好きで居続けることでしょう。
さて、冒頭から溢れるカフェオレ愛を語り尽くした所で、今回の托卵の家族の話を始めましょう。
実は私がいきなり好きな飲み物の話題を始めたのには理由があります。それはまさに今私の目の前で好きな飲み物論争が巻き起こっているからなのです。
「俺はコーヒーが飲み物界ナンバーワンだと思うな!コーヒーは今や世界中の社会人に欠かせない飲み物だ。コーヒーが好きじゃない人は仕事が出来ないといっても過言では無いね!!」
と異常なまでのコーヒー愛を語るのは、今回の托卵の家族のお父さん。コーヒーについて熱演しながら彼は本日10杯目のコーヒーに手を伸ばしました。
コーヒーに依存し、コーヒーばかり飲み続ける父親。彼のことは敬意を評してコーヒーマンと呼ぶことにしましょう。
「いーや!やっぱり飲み物界最強はビールで決まりよ!!ビールを飲めばどんな嫌なことでも忘れれる。ビールは私の生きがいよ!!ビールを好きじゃない奴は人生の大半を無駄にしてると言っても過言では無いわ。」
そしてコーヒーマンに負けず劣らず、無類のビール好きを自称しているのは今回の托卵の家族のお母さん。彼女もまた異常なまでのビール好きでした。彼女のことも敬意を評してビールウーマンと呼ぶことにしましょう。
「何を言う!コーヒーこそ最強だ!それにビールは体に悪いしいい事なんて一時的でしかないだろ!!」
「何よ!コーヒーだってカフェイン中毒がどーのこーの言われてるじゃない!現に貴方もカフェイン中毒でコーヒーしか飲めないからだになってるじゃない!!」
「あ?」「あー?」
やれやれ、見ていられませんね。
私は本日15杯目のカフェオレを飲みながら思うのでした。
さて、2人がコーヒーマン、ビールウーマンと言うなれば、私はカフェオレが大好きなカフェオレガールと言った所でしょうか?私もカフェオレの魅力について語るべきなのでしょうかね?もし私が一度カフェオレの魅力を語り出そうものならば、かなりの時間話尽くしてしまうことと思いますけど。そしたら2人の論争に私も参加しなければなりませんね。
まあ私の知ったこっちゃありませんが。
【あとがき】
ククースはカフェオレが大好物です。
いつも心を落ち着けたい時、ストレスが溜まった時などは大量に飲んでます。今回の話はそんな彼女が自身のカフェオレ愛を晒すお話でした。
ちなみにこの話はクラスの人からもらった家族ネタです。「父はコーヒーマンで母はコーヒーウーマン」と言われた時にはどうネタにすればいいのか分かりませんでしたが、何とか話に仕上げました。
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