第46話

「これ以上咲希ちゃんを怒らせるのはやめないとね。せっかく大事な親友と言ってもらえたんだし」


夏希さんは、あっさり引き下がりこちらに手を出してきた。


「改めて高等部生徒会長を努めている小金井夏希だ。もう会ってわかっていると思うが雪の姉でもある。初デートの時は、すまなかったね。大変迷惑をかけたそうじゃないか、雪に代わり私からも謝罪させてもらうよ」夏希さんは、一歩下がり頭を深く下げた。



夏希さんの謝罪にさすがの咲希も、びっくりしたのかアワアワしながら夏希さんに駆け寄り頭をあげてもらうようお願いしていた。


「謝罪も済んだし、ここからは生徒会長としてしっかり結城聡太君の案内をしようじゃないか。まずは職員室から回って教室から順によく使う場所などを案内するよ。今日は教室、トイレ、学食位覚えてくれたら嬉しいな。」


学園は広そうだし、確かにトイレは知っておきたいな。トイレを求めて彷徨うとか恥ずかしすぎる。


「ちなみにここの学食だが無料で食べ放題のとこと有料だが、味が別格の場所がある。ちなみに無料だからといって味が落ちてるわけでは無いから安心してくれたまえ、有料と比べたら差が出てしまうということだ。月に何回か有料も食べに行ったらいい。味の違いがわかるからね」学食でそんなに差が出るのかすごいとこだな。そんなこと言われたら行ってみたくなるな。


「早速、自慢の学食を案内してあげたいがまだ夏休みでやってないから、学校が、始まってからの楽しみに取っておいてくれたまえ」仕方ないやってないんだから諦めよう。


「では、まずは職員室からだね。付いてきてくれ、迷子になることはないと、思うが離れないでくれよ」俺は、夏希さんに案内されるがままに咲希と一緒に職員室に向かっていった


案内され着いた職員室の広さに驚いてしまった。一般的な広さの2倍はありそうな広さに教師もたくさんいるが、一人ひとりのデスクなどはゆとりがあり、快適な環境が作られている。夏希さんが、一人の教師と思われる人のとこにいき挨拶を、したかと思えばこちらに連れてきた。


「はじめまして、学校が始まったら編入するあなたのクラスの担任を務めている向井桃です。背は低いですがちゃんと成人していますので子供扱いしないようお願い致します」挨拶してくれた先生は言ったように背が低く140くらいかな。夏希さんが後で、教えてくれたがあだ名は小桃ちゃんらしい。この名で呼ぶとプンプンするが、それもまたかわいいとか



ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星やレビューを少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします



https://kakuyomu.jp/works/16817330663784805456



https://kakuyomu.jp/works/16817330668271904515

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る