第3話
さて、洗濯などはもともと出来たが、一人になったんだし、もう少しこまめにやったほうがいいかもしれない、一気にやって着る服が無いとかになったら大惨事だ。
料理だけは手をつけたことが、無かったのでまず俺は本屋に行き料理初心者でも出来そうなメニューが書いてありそうな本を数冊選び厳選していた。
最近は、時短料理など色々簡単に出来る男飯などが流行っているのか、買う本は厳選したが、すんなり決まった。本屋を出たがまだ昼前だし、一度帰宅し本を読んでから、今日の晩ごはんを決めスーパーに行き買い物しよう。昼はまだカップ麺が残ってるからいいだろう。
帰宅してみると、家の前に見たことない車が見えた。 黒塗りで、いかにも高級そうな車である。これからの人生悩んでる俺には、関係ないだろうなと考えながら横を通る。
ついに見つけることが出来ました。あの日から、私はもう一度あなたに会いたかった。お父様のおかげで今日またあなたにやっと会えます。まさか、こんな奇跡のような出来事が起きるなんて誰も予想なんて出来ないでしょうね。
あんなに辛そうな顔をして、私にはあんな顔をさせるのも、見るのも耐えられません。待っていてください、私が必ず幸せにしてみせますからね。
車の横を通り家に向かうと、先程の車の扉がバンと開くのに、反応し振り向くといきなりドンと衝撃が下半身に走る。俺は、いきなりの衝撃でびっくりし倒れそうになったがふらつく程度ですんだ。
何がぶつかってきたのかを、下を向いて確認すると、太ももにしがみつく120はないであろう幼くもきれいな顔をしていて、その髪は目にするものを一瞬で惹きつける金色の髪をした幼女がこちらを見上げていた。
この幼女太ももの絶妙なとこにとこにしがみついていて下手したら俺のあれに・・・・そんなふうに困惑していたら幼女からとんでも発言が飛び出してきた。
『見つけましたわ 御兄様』と意味の分からない言葉を発したのだ。
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