19話:決戦の時
ロックドラゴンを倒して、1日が経った頃、俺は体力を回復させるための休眠から目を覚まし、体を起こしてステータスをチェックする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アルヴェイル
Lv 36/65
HP 454/454
MP 476/476
攻撃力 429
防御力 447
魔力 482
素早さ 403
ランク C+
特殊スキル
【鑑定Lv--】【野生の勘Lv--】【竜鱗Lv4】
【アナウンスLv--】【飛行Lv6】【硬鱗Lv4】
【火事場の馬鹿力Lv--】【気配感知Lv5】【ドラゴンオーラLv2】【オーラ操作Lv1】【不屈Lv--】
耐性スキル
【物理耐性Lv4】【魔法耐性Lv4】【酸耐性Lv3】【毒耐性Lv3】【麻痺耐性Lv3】【落下耐性Lv3】【炎耐性Lv1】
攻撃スキル
【ドラゴンファングLv5】【ファイヤブレスLv5】【ドラゴンクローLv5】【ドラゴンパンチLv5】【ドラゴンテイルLv5】【翼風刃Lv5】【スカイダイブLv3】【ウィングアタックLv4】
魔法スキル
【ファイアランスLv2】【アクアバレットLv4】【デューンバレットLv2】【アイスランスLv2】
【ヒーリングLv2】【マナシールドLv2】【パワーLv2】【クイックLv2】【プロテクトLv2】
称号
【転生者】【勇敢な者】【追跡者】【下剋上】【不屈の精神】【魔法使い】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1日休んだからHPとMP共に全回復したな、これであいつと戦えるようになったな。
今の俺ならあいつに勝つことは不可能ではないはずだ、前の俺とは違う、ランクもステータスもスキルもあいつに追いついてるはずだ。
恐怖の咆哮にもビビってやるつもりは無い、恐怖の咆哮なんざにビビるようじゃ勝てるわけねえ、覚悟は決まってる。
あとはあいつのスキル…呪怨の炎に呪怨の氷、そして呪怨の槍の三つのスキル…このスキルは恐らく受けると呪いにかかるんだろう、戦闘中に呪いを受けるのは避けたい、なるべく気をつけて戦った方がいいな。
ただスキルの名前は炎としか書いてない、氷も同じだ、ってことはアイスランスとかファイヤランスみてえな炎を飛ばす感じなんじゃねえんだろうな…まあどんなスキルかは戦ってみねえとわかんねえから考えても仕方ねえか…。
さあ、探しに行くとしよう、俺は今日、あいつに決着をつける、ヴァルドの頃とは違う、必ずあいつをぶっ殺してやる。
俺はウェルグレイグを探すため、森を歩く。
この辺りはモンスターの気配がするんだよな、となるとウェルグレイグはこの辺りにはいないと見ていいだろう、この森は広いから探すのには骨が折れそうだな…。
それから実に4時間程経ち、俺はモンスターの気配がしないエリアに辿り着いた。
この辺り…モンスターの気配がしねえ…ってことはこの辺りにはウェルグレイグが居たってことだ、だがこの辺りにいるとは限らない、既にここを移動している可能性だってあるが…探索するか。
俺は気配感知を発動させながらこの辺りを歩いていく、辺りを見渡すと、血痕やらモンスターの体の一部などがそこらに付いたり転がっている。
初めてウェルグレイグを見た時の景色と同じだな…やっぱウェルグレイグがやったんだな、問題はこの辺りにウェルグレイグがいるかなんだが…。
そう思いながら前方に目をやると、狼の死体が複数転がっているのを発見する。
狼…この大きさ的にオルウルフか、…そういや死体の鮮度を見ればこの近くに居るのかわかるよな…よし確認するぞ。
俺は死体の方へ近づき、死んでからどれくらい経っているのかを確認する、確認したところどうやら死んでからそこまで経っていない様子だった。
時間はそこまで経ってない…!ならそんなに遠くには移動してねぇ…!この辺りにまだいるなら話は早い、全力で捜索してやる。
俺はオルウルフの死体があった場所を中心に、様々な場所を探索するが、なかなか見つからない。
くそ、見つかんねえ、やっぱこの広い森の中からそう簡単に見つけることなんざ出来ねえか…!あいつは一体どこに居るんだ…?オルウルフの死体があった場所からそれなりには移動してるはずなんだが…。
せめて戦闘音とか鳴き声みたいなのが聞こえたら……。
そう思ってた時、突如気配感知が一気に反応し始める、俺は気配がした方へと振り向くと、オルウルフやアルクバニーなどの様々なモンスターが一斉に俺の後ろへと走り去って行く。
な、なんだなんだ!?なんでこいつら一斉に走ってやがんだ…!?一体何…が……。
俺は走り去るモンスター達の後ろの方へと目をやると、モンスター達が一斉に走り去っている原因がわかった。
そこには、奴がいた、俺がヴァルド時代、手も足も出ず殺されかけた、あのモンスター、そう、ウェルグレイグの姿がそこにはあった。
「オオオオオオオオオオオオッ!!!!!」
ウェルグレイグの悍ましい咆哮が森に響き、ウェルグレイグが俺の方を見る。
ウェルグレイグが俺を静かに俺を睨みつける、俺は今のうちにウェルグレイグのステータスを確認する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ウェルグレイグ
Lv 41/60
HP 523/523
MP 499/499
攻撃力 486
防御力 503
魔力 494
素早さ 375
ランク C+
特殊スキル
【呪いの魔眼Lv3】【気配感知Lv5】
【恐怖の咆哮Lv5】【飛行Lv4】【野生の勘Lv--】【竜鱗Lv3】【硬鱗Lv3】【カースオーラLv4】【狂化剛力Lv--】
耐性スキル
【呪い耐性Lv4】【物理耐性Lv4】【魔法耐性Lv4】【状態異常耐性Lv3】【炎耐性Lv3】
攻撃スキル
【ドラゴンクローLv6】【ドラゴンテイルLv5】【ドラゴンファングLv6】【ドラゴンパンチLv6】【ファイヤブレスLv6】【翼風刃Lv5】
魔法スキル
【呪怨の炎Lv4】【呪怨の槍Lv4】【呪怨の
氷Lv4】【呪怨の雷Lv4】【呪いの息Lv3】
称号
【支配者】【恐怖の竜】【突然変異】【狩人】【追跡者】【残虐】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Lvがかなり上がってやがる…スキルのLvも、ステータスも、前よりも格段に上がってやがるな…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アルヴェイル
Lv 36/65
HP 454/454
MP 476/476
攻撃力 429
防御力 447
魔力 482
素早さ 403
ランク C+
特殊スキル
【鑑定Lv--】【野生の勘Lv--】【竜鱗Lv4】
【アナウンスLv--】【飛行Lv6】【硬鱗Lv4】
【火事場の馬鹿力Lv--】【気配感知Lv5】【ドラゴンオーラLv2】【オーラ操作Lv1】【不屈Lv--】
耐性スキル
【物理耐性Lv4】【魔法耐性Lv4】【酸耐性Lv3】【毒耐性Lv3】【麻痺耐性Lv3】【落下耐性Lv3】【炎耐性Lv1】
攻撃スキル
【ドラゴンファングLv5】【ファイヤブレスLv5】【ドラゴンクローLv5】【ドラゴンパンチLv5】【ドラゴンテイルLv5】【翼風刃Lv5】【スカイダイブLv3】【ウィングアタックLv4】
魔法スキル
【ファイアランスLv2】【アクアバレットLv4】【デューンバレットLv2】【アイスランスLv2】
【ヒーリングLv2】【マナシールドLv2】【パワーLv2】【クイックLv2】【プロテクトLv2】
称号
【転生者】【勇敢な者】【追跡者】【下剋上】【不屈の精神】【魔法使い】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
案の定、ステータスは殆ど負けてるな、だが、素早さはこっちが上みたいだ、素早さ勝ち出来てるのはかなり大きい。
だが二つほど気になるスキルがある…どんなもんか見ておこうか。
【カースオーラ】
【呪いを力を宿したオーラ、呪いを扱える者のみ使うことができるスキル、このオーラを纏った攻撃を喰らえばその身に呪いを受けることとなる】
俺のドラゴンオーラに呪いの力を付与した感じか…こいつもオーラを使ってくるのは厄介だな…、んでもう一つの狂化剛力ってなんだ…?
【狂化剛力】
【発動している間は魔力が減り続け、さらには精神を狂わせる、だが代償の分の圧倒的な力を手に入れる】
なんてスキルだ、最悪じゃねえか、ウェルグレイグにピッタリのスキルじゃねえか、ただでさえステータスが高いのに、こんなの使われちまったらやばくねえか…。
いや,ビビるな、これまで俺より強い奴なんて山ほど居ただろうが、今更こんなスキルにビビってらんねぇ、俺だって一応戦闘経験は積んできた、やれるはずだ。
「オオオオオオオオオオオオッ!!!!!」
そんなことを考えているとウェルグレイグが俺に向かって咆哮を浴びせる、俺はそれに対して思いっきり叫び返す。
「グガアアアアアアアアアアアア!!!!」
舐めるんじゃねえぞ、今更その程度の咆哮でビビるわけねえだろ、今ここで決着をつけてやるぞ!ウェルグレイグ!!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます