12話:番の竜
俺は眠りから目を覚まし、自身の状態を確認する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヴァルド
Lv 30/50
HP 294/294
MP 211/211
攻撃力 216
防御力 257
魔力 181
素早さ179
ランク D+
特殊スキル
【鑑定Lv--】【野生の勘Lv--】【竜鱗Lv1】【アナウンスLv--】【飛行Lv3】【硬鱗Lv1】
【火事場の馬鹿力Lv--】【気配感知Lv2】
耐性スキル
【物理耐性Lv2】【魔法耐性Lv2】【酸耐性Lv1】【毒耐性Lv1】【麻痺耐性Lv3】【落下耐性Lv1】
攻撃スキル
【ドラゴンファングLv2】【ファイヤブレスLv4】【ドラゴンクローLv3】【ドラゴンパンチLv3】【ドラゴンテイルLv4】【翼風刃Lv3】【スカイダイブLv1】【ウィングアタックLv2】
魔法スキル
称号
【転生者】【勇敢な者】【追跡者】【下剋上】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
よし、寝たおかげで体力はMAXだな、昨日はあいつに殴られて体力無かったからな…さてと、この辺り…見慣れない植物が結構多いな、木の形とか色とか全然違うな。
結構深い所まで来たのか?だったらなんか見たことない強い奴が居るかも…よし、探索だ、あいつを倒すんだ、今更ビビってられねぇ、強い奴だろうがなんだろうがぶっ倒してやる。
俺は早速この辺りを探索する、そしてしばらくの間探索していると、前から何かが飛び出し、俺に攻撃してくる、俺はそれをなんとか避ける。
「キョロロロロロ」
あっぶないな、なんだこいつ、始祖鳥見てえだな、俺よりかは小さいが割とでかいな?とりま鑑定。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キロリリテ
Lv 27/40
HP 180/180
MP 146/146
攻撃力 207
防御力 113
魔力 132
素早さ 227
ランク D+
特殊スキル
【野生の勘Lv--】【気配隠蔽Lv5】【気配感知Lv4】【クイックステップLv7】
耐性スキル
【毒耐性Lv2】【物理耐性Lv2】【落下耐性Lv5】
攻撃スキル
【翼風刃Lv4】【噛み付くLv3】【引っ掻きLv 3】【ウィングスラッシュLv3】
魔法スキル
称号
【追跡者】【狩人】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
結構強いぞ…D+か…ウィングスラッシュってのはウィングアタックの斬撃版か、早いのが厄介だな、んでこいつどんなモンスターなんだ?
【キロリリテ:ランクD+】
【森の奥深くに潜むモンスター、翼はあるが、飛ぶことは出来ず、木々を飛び移り俊敏に動く】
【とても速く、目で捉えるのは困難であり、キロリリテに襲われた者はあっという間に切り裂かれてしまう】
スピードタイプか…厄介だな、耐久は低いが舐めてたら一瞬でやられるぞ。
「キョロロロロ!!」
俺がそう考えていると、キロリリテが叫び翼風刃を乱射してくる、それに対し俺も翼風刃を発射し相殺する。
「キョロロ!」
キロリリテが近づき、俺にウィングスラッシュを使い攻撃してくる、俺は咄嗟にウィングアタックで防ぎ、ブレスを吐くが避けられる。
「キョロロロロロ…」
あいつ早いからどう捕まえたもんか…いかんせん俺のスキルは物理が多いからな、ブレスか翼風刃を上手く扱うしかねえか…?
俺は翼風刃をキロリリテに発射するが、キロリリテはそれを軽々と避け、俺に翼風刃を発射してくる。
翼風刃を撃ってきたか!ここは翼風刃で相殺…いや、待てよ?もしかしたら…やってみる価値はあるな。
俺は翼風刃の嵐に突っ込み、受けても無視し、キロリリテに近づく、そして体を180度回転させ、ドラゴンテイルを横凪に振るが、キロリリテは後ろに飛び避ける。
きた!後ろに下がった!それを待ってたんだよ!!
俺は後ろに居るキロリリテにバク転をし、尻尾を思いっきり叩きつける。
「キョロォ!?」
これは流石に予想できなかったのか、キロリリテがギリギリで避ける。
避けられたか!でもな!そんな体勢で次の攻撃を避けれるか!!ファイヤブレス!
「キョローー!!!」
俺はキロリリテにファイヤブレスを噴射する、キロリリテが炎で燃え、悲鳴を上げる
いまだ!この燃えてる隙に追撃を叩き込んでやる!
俺はキロリリテにドラゴンパンチで追撃しようとすると、キロリリテが体勢を立て直し、ウィングスラッシュで俺を切り裂こうとする、俺はなんとかそれを避ける。
あっぶね!くっそ、やっぱそう簡単にゃ行かねえか!!速いのが厄介すぎる!!
俺がそう思っていると、キロリリテがウィングスラッシュを使い俺に瞬時に近づき、攻撃してくる、俺の横腹が斬られ、血が出る。
いてぇ!くそ本気出してきやがったな!速すぎんだろ!クイックステップのせいか!
俺はキロリリテの攻撃を防ごうとするが、キロリリテは縦横無尽に動き回り、ウィングスラッシュで攻撃してくる、俺は反応出来ず、腕、肩、胸、足を斬られる。
やべぇやべぇ…!このままじゃやられちまう!防御が高いからそこまで深くはないが、一方的すぎる…!こうなりゃ…ちっと怖えが…やるしかねぇ!
俺は目を瞑り音と気配に集中する、キロリリテが動き回る音が聞こえる、俺は一切動かず、音と気配だけに全意識を向ける。
【気配感知のLvが2から3へと上がりました】
そのアナウンスが聞こえた瞬間、気配が感じやすくなるのを感じる。
ここで気配感知が上がったのはありがてぇ、位置を把握しやすくなる…!
変わらず集中していると、気配と音が近づいたのを感じ、俺は咄嗟にその方向に口を開け思いっきり噛み付く、口に血が広がると同時に、牙に肉の感触が触れ、オーラ纏っている翼に噛みついたせいか、口に痛みが走る、目を開けると、俺はキロリリテの翼を咥えていた。
「キョロ…」
俺はキロリリテを地面に叩きつける、キロリリテが血を噴き出し力尽きる。
【経験値を679得ました】
【ヴァルドのLvが30から35へと上がりました】
【ドラゴンファングのLvが2から3へと上がりました】
勝てたか…くっそウィングスラッシュのオーラに噛みついたからか、口が痛え、これ傷治るの時間かかるんじゃねえか…?まあなんとかやれてよかったな…ここら辺、ヒーリング草あればいいんだが…探してみるか。
俺はこの森を探索し、ヒーリング草を探し、なんとか発見する。
お、あったあった、早速食うか。
俺はヒーリング草を採取し、口に運ぶ、すると体の傷が再生していく。
ヒーリング草の効力やべぇな…傷すら再生するってどうなってんだ…まあいいか。
そう思いながら俺はヒーリング草で傷を癒した後、森を探索する。
必要レベルはあと15…D+モンスター3,4体か?はー、キロリリテ以外にも強い奴居るといいが…って、ん?なんだこれ?
俺は歩いていると、地面に傷があり、足を止める、観察すると、何かが引っ掻いた跡のようだった。
何か引っ掻いてやがるな…熊…ではないよな、何が引っ掻いたんだ?んでこれ、何のために引っ掻いたんだ?縄張りを主張してんのか?なら地面を引っ掻いた奴がこの辺りにいるってことだよな?よし、探し出そう。
俺は早速この辺りを探索する、そうしているとちらほらと地面に傷が見える。
いろんなところにあるな…やっぱここは地面に傷をつけた奴の縄張りなのかね、縄張りに入ってんだから怒ってさっさと出てきて欲しいんだが…。
「「ギャオオオオン!!」」
そう思っていると、叫び声が二重に森の中に響き、2匹の蜥蜴が現れる、片方は黒く大きく、もう片方は灰色で黒い奴より小さかった。
来やがったか…2体もいるとは思わなかったな…姿形は似てるが…所々違うな、とりま鑑定。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガウィール
Lv 28/55
HP 279/279
MP 167/167
攻撃力 226
防御力 232
魔力 184
素早さ 171
ランク Cー
特殊スキル
【野生の勘Lv--】【コンビネーションLv--】【気配感知Lv3】【熱感知Lv3】
耐性スキル
【物理耐性Lv4】【魔法耐性Lv2】【炎耐性Lv2】
攻撃スキル
【ブレイトクローLv4】【突進Lv3】【ブレイトファングLv4】【テイルアタックLv4】【スケイルバレットLv3】
魔法スキル
【ファイヤランスLv2】【デューンショットLv2】
称号
【追跡者】【狩人】【番】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガウィルア
Lv 24/45
HP 186/186
MP 229/229
攻撃力 174
防御力 193
魔力 219
素早さ 194
ランク D+
特殊スキル
【野生の勘Lv--】【コンビネーションLv--】【気配感知Lv3】【熱感知Lv3】
耐性スキル
【魔法耐性Lv3】【物理耐性Lv2】【炎耐性Lv2】
攻撃スキル
【噛み付くLv2】【引っ掻きLv2】
魔法スキル
【ガストカッターLv3】【デューンバレットLv3】【ファイヤランスLv4】【アイスランスLv4】【アクアバレットLv3】
【プロテクトLv2】【バインドLv2】【パワーLv2】【クイックLv2】
称号
【追跡者】【番】【魔法使い】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
…いや、単体で相手するならまだしも、この2体を同時に相手すんのか?勝てっかな…とりま俺のステータスをチェックしておくか…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヴァルド
Lv 35/50
HP 313/313
MP 194/231
攻撃力 239
防御力 280
魔力 193
素早さ191
ランク D+
特殊スキル
【鑑定Lv--】【野生の勘Lv--】【竜鱗Lv1】
【アナウンスLv--】【飛行Lv3】【硬鱗Lv1】
【火事場の馬鹿力Lv--】【気配感知Lv3】
耐性スキル
【物理耐性Lv2】【魔法耐性Lv2】【酸耐性Lv1】【毒耐性Lv1】【麻痺耐性Lv3】【落下耐性Lv1】
攻撃スキル
【ドラゴンファングLv3】【ファイヤブレスLv4】【ドラゴンクローLv3】【ドラゴンパンチLv3】【ドラゴンテイルLv4】【翼風刃Lv3】【スカイダイブLv1】【ウィングアタックLv2】
魔法スキル
称号
【転生者】【勇敢な者】【追跡者】【下剋上】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ステータスは勝ってるな…だったらやれないこともねえか…?よし、俺ならやれる、やってやる。
それにこんなとこで逃げてたら、あいつになんて勝てやしねぇ、よし、やってやる、経験値を稼ぐチャンスだ、こいつらにゃ悪いが俺の糧になってもらうぞ!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます