創作論……らしきもの。貴様が勝ったのではない。作品のお陰だということを忘れるな
皆様、ごきげんよう。
今回のサブタイトルは某国民的ロボットアニメで青い巨星と呼ばれた名パイロットの台詞として有名な『貴様が勝ったのではない。そのモビルスーツの性能のおかげだということを忘れるな』から、物書き関連の話に繋げようという無茶な試みです。
出たぁ、負け惜しみぃ~。
そう取られても仕方のないこの名台詞ですが、それもそのはず。
アムロの場合、ガンダムの性能が彼の才能に追いつかないと小説で描写される恐るべきニュータイプなのですから(´・ω・`)
でも、この台詞を『一次創作』と『二次創作』にあてはめると実にしっくりくることに気付きました。
二次創作には元となる原典や原作が存在します。
一次創作は言わばオリジナル。
この違いがかなり重要です。
投稿小説サイトによる違いがあり、二次創作の投稿を認めているもののさして盛り上がらないサイトと二次創作が盛んでメインとなっているサイトで差は出てしまいますが……。
それほどに名が知れていなかったり、無名の書き手であってもある程度の手ごたえを感じられるのが二次創作です。
原作を愛するファンがそれだけたくさんいるという証とも言えるでしょう。
ここが重要なポイント。
読まれている理由が、必ずしも書き手自身の力によるものではないからです。
原作が好きなので読んでもらえる。
これを忘れてはいけないと思います。
間違っても己の実力ではありません。
……と今、まざまざと感じているのが今の私だったりします(´・ω・`)
現在、二次創作小説をとあるサイトに投稿してみたところ、それはもう分からされております。
でも、勘違いしてはいけません。
二次創作で原作ファンという広い裾野があるから、そう見えるだけなのです。
そこに文章力があるのか、ないのかは大した問題ではないと考えてもいいと思います。
原作やキャラクターへの愛があるのか、ないのか。
その方が重要だからです。
しかし、一次創作ではそうはいきません。
一次創作は書き手が考えた物語とキャラクターです。
予め、愛がある状態で読んでくれる人はいないと考えなくてはいけません。
オリジナルだけに愛があるのは書き手ただ一人と考えてもいいでしょう。
過酷な戦場を想像してみましょう。
援護射撃があるのか、それとも全くないのか。
二次創作では原作愛という援護射撃があると言って、いいでしょう。
一次創作にはそれがありません。
援護射撃が一切ない戦場を銃弾の雨を潜って、戦わなければいけないのです。
だから、二次創作で勘違いしてはいけませんという今回も自戒の話でした(´・ω・`)
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