王国特訓編 9話

「魔法に興味を持ってもらえて嬉しいよ、でもどうして、シェリーは魔法を習いたいんだい」

とクロークが言うと、シェリーはすぐさま真剣な表情で

「私はセインの仲間としてここにいるんだ、だからセインの役に立ちたい、だけど、今のままだと、私は何も出来なくて、セインの役に立てそうにないんだ、だから、魔法を覚えて、セインの役に立ちたい」

と言うと、クロークは涙目になって

「そうかい、そうかい、立派だね、シェリーはセインの役に立ちたいのかい、よし分かった、明日から特訓をしてあげようか、それで、シェリーちょっと良いかい?」

と言うとクロークはシェリーの肩を触り

「ちょっと変な感覚になるけど、我慢しててくれ」

と言うと、シェリーは頷いた、シェリーが頷いたの見たクロークは集中し出した、するとシェリーの体が色んな色で光り出し

「何これ、むずむずする」

と言って体を動かそうとすると

「シェリー、もうちょっとだけ我慢しててくれ」

とクロークに言われると、体を動かすのを辞めて

「うん、分かった」

と返事をして、しばらくした後、シェリーの体が光のやめ、クロークがシェリー肩から手を離すと、クロークは興奮した様子で

「君、凄いじゃないか」

と言うと、シェリーはビックリした表情をして固まっていた、それをみたクロークは

「すまない、シェリー、君の魔力が凄すぎてね、興奮してしまった、すまない」

と謝ると、固まっていたシェリーが

「驚いただけだから、別に謝らなくて良いよ、それよりもお姉さん、私の魔力が凄いって?」

と首を傾げながら聞くと

「君、シェリーの魔力は現時点で王国魔導師でもトップクラスの魔力だよ」

と言うと、シェリーは良く分かってない様な表情で

「それってどれくらい凄いの?」

と言われるとクロークはどう説明するか悩んだ後

「特訓すれば、凄い魔法使いになれるって事さ」

と若干説明を放棄したが、シェリーは凄い魔法使いになれると聞いて

「本当に、本当?じゃ明日からの特訓頑張らないとね」

と意気込んでいた、するとクロークは

「じゃあ、今日はもう寝て、明日の特訓に備えないとね」

と言うと、シェリーは俺の方を向き

「セイン、早く、部屋に戻ろうよ」

と言ってきたので

「それじゃ部屋に戻るか、それではクローク様、おやすみなさい」

と言うとシェリーもそうだったという表情をし

「お姉さん、おやすみなさい」

と手を振りながら言うと、クロークも手を振りながら

「2人ともお休みなさい」

と言ってくれたので、俺たちは部屋に戻る事にした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る