勇者に復讐する為に生まれ変わる

王国特訓編 8話

体が重いと感じ、目を覚ましたら、シェリーが俺の上で寝ていた、俺ははシェリーを起こさないように体の上から退かし、ベットから起きると急な尿意が襲ってきたので部屋から出て行った。

トイレが終わったので部屋に帰ろうとするとクロークが廊下にいたので話しかける事にした

「クローク様、こんにちは」

と声をかけると、クロークはこちらを向き

「こんにちは、君は確かー、セインで良かったよね、ごめんね、最近歳のせいか物忘れが激しくて」

と言われたの昼間の疑問も合わせて、クロークに聞くことにした

「僕と同い年くらいなのに歳のせいかとかどういうことですか？」

と聞いてみると、ああという表情をして

「ああ、セリーヌは説明してないのか、じゃあ、説明するよ、私はね昔、時の魔法を研究していたんだよ、その時にね魔法が暴走しちゃってねその時にね年齢が止まってしまったんだよ」

と説明されて納得して、年齢を疑問に思ったので

「クローク様は、何歳なんですか」

というとクロークはどこがツボったか分からないが笑い出して

「君、女性に年齢を尋ねるのは失礼だよ、でも私は気にしないから教えてあげるよ、教えてあげるって言っても途中から年齢を数えるの馬鹿馬鹿しくなってやめたけど、私って今うーん何歳くらいだろうね」

とクロークが悩んでる表情をしていると、遠くから

「セイン、こんな所にいたー」

とシェリーの声が聞こえたので

「どうしんだ、シェリー、暗いのに出歩いて」

と聞くと、シェリーが怒りながら

「聞きたいのはこっちだよ、起きたらセインが居なくなっていたから、心配で探しにきたんだよ」

と言ってきたので、俺のせいかと思いながら

「ごめん、ごめん、トイレに行きたくなってね」

と謝ると

「次からは私に言ってから行ってよね、所であの人は誰」

と言ってシェリーはまだ悩んでるクロークを指さした、するとクロークは思いついたような顔をして

「君の二代前の勇者にも魔法を教えていたよ、所でセイン、私を指差してる少女は誰だい？」

と言ってきたので、俺はシェリーの差し指を辞めさせ

「すみません」

と謝ると

「いや、別に子供がやる事だから気にしてないよ、で君は誰だい？」

とシェリーに向け言ってきた、するとシェリーは

「初めまして、シェリーです」

と頭を下げて挨拶すると

「これはご丁寧に、私はクロークです、魔導師をやっている者だよ」

と言うとシェリーは顔を輝かせて

「魔導師って魔法使える人でしょ、すごーい、魔法使って」

と言ってきたので、クロークはすぐに

「分かったよ、じゃあ、指を見ていてくれるかな」

とシェリーに言うとシェリーは集中して指を見ていた、すると指から光の玉が出てきてシェリーの周りを光の玉が飛んでいた、シェリーは嬉しそうに光の玉を見て

「お姉ちゃんすごーい」

と言うと、クロークは恥ずかしそうな顔で

「お姉ちゃんか、この歳で呼ばれるのは恥ずかしいね」

と言っていた。

しばらく経つと光の玉が消えた、シェリーが少し寂しそうな顔で

「消えちゃった」

と言い、頭を下げ

「お姉ちゃん魔法を見せてくれてありがとう」

とお礼をすると

「良いよ、簡単な、魔法だから」

と言うと、シェリーは何かを決めたような表情をして

「お姉ちゃん、私に魔法を教えてください」

と言い放った。