勇者に復讐する為に生まれ変わる

旅立ち 7話

シェリーを助ける為にどうやって倒そうと考えていた時

「武器を持っててもガキは餓鬼だ、簡単に倒せるだろう、ゾイさっさと行け」

とシェリーを殴った男は動かず命令すると

「はい兄貴」

と言ってゾイは俺に向かって襲いかかってきた、

数的有利を考えてないのかと呆れながらゾイのナイフを軽く避け、ゾイの顎に向かって下から拳を振り上げると

カチャン　

ドタッ

とゾイはナイフを落としながら倒れてしまい動かなくなってしまった、

ゾイが倒れたので兄貴と呼ばれてる男に向かって前進しながら

「何でこんな餓鬼にやられるの、もしかしてあんたら弱いの？」

と馬鹿にすると

「この餓鬼、馬鹿にしやがって」

と叫び俺に向かってナイフを持って襲ってきたので、俺はさっきと同じように避けて、顎に一撃入れようかなと考えていると

「ゾイと同じようにはいかないぜ」

と間合いを取りながら、ナイフを振り回して襲ってきた

そんなんでナイフが当たるかよと心で馬鹿にしながら避けて倒れてるゾイの方へ向かう

「ハハ、ゾイと同じことが出来なくて急に怖くなったのでちゅか」

と俺を馬鹿にし振り回してきたので、これは完全に俺の勝ちだなと思いながら、倒れてるゾイの近くのナイフに着き、男のナイフを避けながら、落ちてるナイフを男の足に向かって投げると、男の足にナイフが刺さり男は痛みで動きが鈍る、鈍ってるうちに俺は男の股間に向かって思いっきり蹴りを入れた

ガチャン、バタッ

と男は倒れて動かなくなった

念のため他の敵がいないか確かめて、

いなそうなので、男からナイフを奪いシェリーの方へ向かうと

「お兄さん、ごめんなさい、許してください」

とシェリーは大声で泣き始めたのでどうすれば良いかなと悩み

「別に怒ってないよ」

と優しく言ってもシェリーは泣いたままでどうするかなとまた悩み

「大丈夫だよ、怒ってないよ」

ともう一度優しく言いながら、手を差し出すとシェリーは顔を上げながら

「許してくれる？」

と言うと、俺は何か言おうと考えてていたら、シェリーは俺の持っているナイフを見て

「ごめんなさい」

と言い気絶をした

俺は何で気絶したか分からず、気絶してるしちょうどいいやと思いながら、シェリーをおぶって連れて帰る事にした。