旅立ち 2話

ゴブリンを目の前にした俺は冷静に対処する為に状況を確認する事ににした

まずはゴブリンを見てみると手には何も無く装備もない、他のゴブリンは居ないか耳を澄ましてみても誰も居ないみたいなので、俺はひとまず安心し、息を整えていると、ゴブリンが

「キャヤー」

と叫び俺に向かって飛び掛かってきたので、避けようと避けてみると、前世で何度も戦っていたおかげか生まれ変わった体でも難なく避けれたので、俺はこれならイケると思いながら、一旦間合いを取り、いつも訓練で使っている自分の剣を腰から抜くと俺は

(これ訓練用の剣だから、切れないし、刺せない)

と大事な事を思い出し、ゴブリンと睨み合いながら考えていると

「キャヤー」

とゴブリンはもう一度叫びながら俺に向かって飛び掛かってきたので、飛び掛かって来た時に喉に訓練用の剣を当てれば倒せなくても、気絶か動きを鈍らせられるかと考えながら避けてからもう一度間合いを取ると案の定

「キャヤー」

とゴブリンは俺に向かって飛び掛かって来たので

(このタイミングだ!)

と思い剣を喉元に当てると、ゴブリンは喉を押さえて

「ギャギャー」

と悶えていたので、逃げるのは今だと思いテントの方に向かって走り出す


テントに向かって必死に走っていると後ろから

「ウギャギャー」

と聞こえてくるので、後ろを振り向くとゴブリンがこちらに向かって走って来ていた、

やばい、やばいと思いながら時々振り返りながらテント必死に走っていると

ドン!!

と俺は何かにぶつかったようだった

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