生まれ変わる 3話

剣の修行を続けていたら五年が経ち10歳になっていた。

いつものように庭で剣を振っていると玄関の方に騎士らしい人たちがやって来た


「ここに予言されし勇者がいると聞いて、やって来たのだが、誰かおりますか」

と騎士らしい人は、少し大きな声で喋るとセドリックがで出て来てため息をつき

「多分予言されし、勇者はうちの息子ですよ」

と少し不機嫌そうに答えた、すると騎士の人達は突然膝をつき

「あなたが勇者のお父様ですか、私は王国軍、軍団長のマルコスと申します、今日突然の訪問お許しください」

と頭を下げながら答えると、騎士達に膝をつかれた事にびっくりしたのかセドリックは

「いえいえ、早く頭をお上げ下さい」

とさっきまで不機嫌そうだったのに、丁寧な対応していた

「はい、分かりました」

と一斉にに騎士達は頭を上げた、

「それで、どのような用で此処に来たんですか?」

とセドリックは本題に入る質問をすると

「予言されし勇者を王都に住んでいただき、予言された、出発の日まで特訓をさせていただきたいと思いまして此処に来た所存です」

とマルコスが答えると、セドリックはまた不機嫌になり

「はあ、この日が来ちまったか」

と独り言の様に言い、少し悩みながら

「もし、嫌だといったら」

と無理だと思いながら質問すると

「昔、どうしても駄目だと言う人がおり無理矢理連れて行く事もありましたが、私たちはそんな事をしたくないので誠心誠意、説明して納得してもらう様に努力します」

とマルコスが答えると、やっぱり無理だよなとセドリックはため息をつき

「今日、家族で話合うから一回帰ってもらえないか」

と元気なく答え、そして騎士の人達は一回帰って行った。

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