生まれ変わる

生まれ変わる 1話

「ーわりし時真の力が目覚めるー」

と誰かの声が聞こえて来たので俺は目が覚める、なんだろうと目を開けて周りを見て見ると、そこには若い男女と老婆がいた、俺は周りに聞こうと声を出した

「あうあうあう」

と声を出してみたら喉がやられているのか、言葉にならなかった

言葉にならなかったせいか、老婆の話で夢中のせいか誰もこちらを見なかったのでもう一度声を出す事にしてみる事にした

「あうあうあう」

とさっきより、少し大きな声で、言葉に言葉を喋って見ると

若い男女がこちらを向き

「セインが何か喋ってるようね」

と若い女の方が言うと

「予言されし、勇者だからな魔王を倒そうと気合いをいれてるんだよ」

と若い男の方は冗談ぽっく言い、俺を両手で抱えて持ち上げる

俺はなんだなんだと思いながら持ち上げられてると若い男の両手にすっぽりと体が収まる感覚があり、俺はどういうことだと思考を巡らして、一つだけ可能性を考えた、多分俺は生まれ変わったらしいと、そう考えると言葉にならなかったあうあうは赤ちゃんだからで、体が両手に収まったのは赤ちゃんの体だからと色々辻褄が合うと思っていると母親が

「セイン君、ご飯の時間ですよー」

と言い、父親から俺を受け取ると、母親は服を脱ごうとしていたので、俺は授乳なんて恥ずかしいと思い、目を閉じて身を任せる事にした

そしてご飯の時間を無事に終えると俺は死んでからどれくらい経ったのか、勇者は果たして生きているのか色んな事を考えていたら、お腹がいっぱいのせいか考え事をして疲れたせいか、俺は眠りに落ちていた。

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