第2回 セブンスコードとナインスコード

 お世話になっております、朽木です。


 前回のまとめをまずしてみると、


・「コード」(和音)は「2つ以上の音」によって作られる

・コードの基礎となる音(楽譜上では一番下に来る音)を「ルートおん」と呼ぶ

・「ド・ミ・ソ」(「C・E・G」「ハ・ホ・ト」)で作られるコードが「Cメジャー」(ハ長調)

・Cメジャーのまんなかの「ミ」をひとつ下の黒鍵に移動させると「Cマイナー」(ハ短調)になる


ということでした。


 ここで、楽譜上ではCメジャーは「CM」あるいは単純に「C」、Cマイナーは「Cm」と表記されます。


 書き忘れていたのですが、3つの音によって構成されるコードのことを「トライアド」と呼びます。


 日本語ではそのまま「三和音」ですね。


 たとえばCメジャーの場合、このトライアドに対して、ルート音から7度上の「シ」(B・ロ)の音を追加すると、「Cメジャーセブンス」と呼ばれる「セブンスコード」になります。


 同様に、ルート音から数えると9度上の位置にある「レ」(D・二)の音も追加すると「Cメジャーナインス」と呼ばれる「ナインスコード」になります。


 ネットで検索すれば各ルート音に対応するコードがずらっと出てきますので、本格的に勉強されたい方はこのエッセイを読むよりも早いかと思います。


 次回は初回でも触れた「スケール」の話をしつつ、実際に作曲をしてみて解説をしていければと考えています。


 カクヨムだと音源や楽譜を添付することができないので、noteにそれらを補完したバージョンを投稿しようかとも模索中です。


 こちらも続報をお待ちください。


 今回はここで失礼いたします。


 ではでは。

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