狐と狸の雑談
小崎川 有栖
学校での態度は悪そうに見えて結構いい。
(隠れてお菓子はつまんではいる)
墨田 密狸
学校での態度はいい、学年で1、2を争うほど。
──────
某日
有栖「……、えーっとみっちゃん。 もっかい言って?」
密狸「だーかーらー、今日の見回りは私と有栖さんでやるんですよッ!」
有栖「えー……、みっちゃん。 龍成や天羅ちゃんあたりに頼めば、」
密狸「私とあなた以外は色々と追われて出来ないんですッ! ということで、行きますよ。」
有栖「HA☆NA☆SEッ!」
密狸「ダメです、これは決定事項なので。」
有栖「……、みっちゃん。 条件としてお菓子1個買うのは?」
密狸「……、それでやるのでしたら、飲みますが。」
有栖「OK!」
密狸「分かりました。 では、行きましょう。」
~そこから30分~
有栖「~♪ おやつ、おやつ~。 おしるこサンドが追加~。」
密狸「……、そういえば有栖さんはどうして
1年生の能力者でもあっちに何故入ったのですか?」
有栖「……、"先生に言われたから"と"顔を利かすため"かな?」
密狸「そうですか。」
有栖「そう言う、みっちゃんは?」
密狸「わ、私ですか? んー……、"交友関係を広める"のと"過去との決別"ですかね。」
有栖「そっか……、はいこれ。」
密狸「え、これって?」
有栖「私の奢りさね。」
密狸「ありがとうございます。」
笑いの組曲(スート) 少年、少女の七重奏(セプテット) チ=ウルシ @mfwm051
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