第7話


 ――■ セレス・カラサワ(Route."Dead Bloodbath")


 セシリアからテッテリアという名前を押し付けられ、短期間ながらもセスの愛称で呼ばれ、今ではセレス・カラサワとなったセシリア・セイントストーン・ホーリーブック・ホーリーバリアはにこにこと微笑んでいた。

「セス。俺、今日はここでバイトしてくけど。先に部屋に帰ってる?」

「いいえ! わたくしにお手伝いできることがあれば言ってください! 私、お手伝い得意なんです!!」

 セスは明るい声で言う。未だ多少の遠慮はあるが、境遇と虐待によって押し込められていた幼少期の快活さが彼女には蘇っていた。

 アギトはそう、とだけ言ってセレスの頭を撫でると「ええと、この前の債務者のリストどこだったっけ」と呟きながら書類棚へと向かっていく。

「アギト、そっちの棚に仕舞ってあるぜ」

 ゴンドウがアギトに言えば、アギトは「お、あったあった」と書類を手にとってぱらぱらとめくっている。その様を見て、お仕事してるんだなぁとセレスはにこにことアギトを見つめている。見ている。凝視している。

 にこにこ笑っているセレスは「私でも結婚できるんだぁ」と口を緩ませていた。ここ数年、全く考えたこともなかったことだった。

 だけれど貴族が純潔を捧げる場合は、その相手を結婚相手にするんだと母親から聞かされていたセレスは、アギトと交わったそのときからアギトを自分の伴侶にすると決めていたし、そのために行動していた。

 体液の交わりによって、アギトの魔力を自分の身体に馴染ませ、アギトの身体に自分の魔力を馴染ませた。

 自分の髪で魔道具を作ったのもアギトに自分の魔力をなじませるためだ。

 この措置は大貴族特有のものだった。双方の魔力に差がありすぎるために、今のままではアギトの子供を孕んでも、セレスの肉体が赤子を異物と認識して魔力圧で殺してしまう危険性があった。

 それをさせないためにアギトの肉体を改造している。自分に近づけている。

 セレスは恍惚に染まった吐息を吐く。その視線の先にはアギトが色っぽく書類をめくる姿がある。「ああ、でも本当によかった」セレスは呟く。思わずといった口調で「アギト様を殺さずに済んで、本当によかった」とぽろりと零した。


 ――ゴンドウが、その発言に目を見開いていた。


 セレスはゴンドウのことなどどうでもよかった。ただ己の歓喜に浸っていた。

 ああ、よかった。結婚できるんだ。本当によかった。

 だって、アギトと結婚できなかったら殺したくなるほど怒ると思うから。

 だって、アギトが自分以外と結婚するとなったら、絶対に殺しちゃうと思うから。

 セレスはもう以前の無気力なテッテリアではなかった。

 セレスは知ったのだ。恋を知った。愛を知った。情熱的に求められることを知った。己を貫く肉の快楽を知った。

 アギトを見ていると、気力が無限に、もくもくと湧き出てくるのだ。

 ホーリーバリアの家で働いていたときは、唯一の肉親である父親に命じられた通りに、妹に何もかも譲って、本来は自分に仕えるはずの使用人たちから命じられたことをこなす日々だったけど、こうして恋に生きてみれば世界は変化する。生きる気力がどんどん湧いてくる。何もかもできそうになる。なんでもやっていいのだと理解する。

 セレスはにこにこと笑っている。

 セレスはアギトをじっと見ている。素敵だな。かっこいいな。見ていて飽きないな。そういう気分でアギトを眺めている。

 だからセレスは、自分を恐ろしいものでも見るように、怯えたように見ているゴンドウには気づかなかった。最後まで。



 ――■ アギトの仕事(Route."Dead Bloodbath")


「ああ!? 金払えや! このクソボケがぁッ!!」

 アギトの長身から繰り出される蹴りが地面に転がっていた男性冒険者の腹に突き刺さる。トカゲ系の甲皮で作られた革鎧を身にまとっていた冒険者だったが、アギトの靴は精霊銀ミスリルの金属芯が入っている。父親と叔父が西七年戦争で殺したエルフの族長から奪った鎖帷子を鋳潰したものだった。革鎧を貫通した衝撃が冒険者の身体を貫き、血の混じったヘドを撒き散らしながら男性冒険者は地面を転がっていった。

「ジョニー! ひぃぃぃ、や、やめてください! もうやめてぇ!!」

 地面を転がった冒険者にすがりついていた狩人の女冒険者が追撃のために迫ってくるアギトを押し留めようとアギトへ縋り付いた。「なんだぁ?」その顎先を強引に掴んだアギトは「ふん、まぁまぁだな」と値踏みするように言った。

「じゃあてめぇがカラダ売れや。冒険者でもできる娼館紹介してやっからよぉ」

「ひ、ひぃ。い、いやぁ」

「嫌じゃねぇんだよ! 金借りたんだから返せやボケェッ!! ガキでもわかる社会のルールだぞクソがッッ!!」

 アギトは女冒険者が逃げないよう、女冒険者の肩をがっしりと掴みながら地面に倒れた冒険者の腹を連続で蹴り上げた。

「ひぃぃぃぃッ!? やめてよぉ! ジョニーが死んじゃうよぉ!!」

 すがりついてくる女冒険者が「わかったよぉ。カラダ売るからやめてよぉ」と言ったところでピタっとアギトは蹴りを止めた。

「マジ? ありがと。これ契約書ね。ほら、サインサイン。早く早く」

 同意がないと効力を発揮しないタイプの魔法契約書とペンを渡され、女冒険者は硬直する。奴隷じゃないだけで奴隷契約とほぼ同じ内容の契約書だった。ペンを握らされ「か、書けない。書きたくない」と女冒険者が呟いた瞬間。アギトが再び倒れていた冒険者の腹を蹴り上げた。

「おらァッ!! てめぇッ、金持ってんだろうがッ!! ギルドでポーションヤク買ってんの見たぞクソがぁッ!!」

 げはぁッ、ごはぁッ、と血を吐く冒険者を見て「書きます! 書きますからぁッ!!」と女冒険者は慌てて名前の欄に自分の名前を書く。

「書いたか。まいどあり。じゃあ、こっちの人たちについていってね。職場紹介してくれるから」

「ま、待って! じょ、ジョニーの治療を!!」

「治療? ポーションある? ない? おっけ、金貸すからそれで買ってくるといいよ。借金追加ありがとチャン」

 恋人だろう男冒険者に泣きわめいて縋り付く女冒険者を一瞥し、アギトは建物の壁に背を預けた。連れてきた黒服の男たちが債務者だった冒険者たちを別々の場所に連れていく。女は娼館。男は王都のダンジョンで魔石採取の仕事だ。死ぬ可能性もあるが、運が良ければ10年ぐらいで出てこれるだろう。ちゃんと返済できるように仕事を紹介してやるなんて、俺ってめちゃくちゃ優しいよな、アギトはぼんやりと考えた。

「しかし……やっちまったな」

 結婚。結婚するのか。俺が? 誰と? いや、セスとだけど。マジでか? そうしようとは思ってたけど、こんな簡単にことが運ぶとかすげーな。運良すぎでしょ。あんな美人と結婚かぁ。そんなことを考える。黒服が傍に来て「若、次の債務者、捕捉終わってます」と言ってくるので「オーケー。じゃあ、行こうぜ」とだけ言って移動を開始した。

「俺、結婚すんだよ。めっちゃ仕事頑張ろうって気になってる」

「若。結婚するんですか」

「そう、結婚だぜぇ。めちゃめちゃ美人の奥さん。なんか奥さんが乗り気で決まっちゃってさぁ」

「へぇ、そりゃめでたい。お父上もお喜びになるのでは?」

 アギトの呟きについてきている黒服たちが喜びの声をあげる。叔父ゴンドウの部下である彼らは、本家の御曹司であるアギトからすれば部下の部下みたいなものであるが、いざ戦場となればカラサワの兵としても動員されるためにアギトとは旧知の仲であった。

 そんな彼らがすげーすげー、おめでとう、結婚式いつですか、なんて言ってくると、アギトもみんなに祝福されて嬉しい、という気分で「おー! 結婚式は盛大にやるかぁ」なんて気分を良くして返してしまう。

 年若いアギトは、叔父の心配なぞ何も気にしていなかった。

 従軍経験のない、本当の貴族を知らない悪垂れのガキでしかないアギトは、全ての問題を軽く考えていた。



 ――■ セレスのはじめてのアルバイト(Route."Dead Bloodbath")


「あ、ここ数字間違ってますね」

 金貸しゴンドウの事務所でセレスが書類を前にしている。

 ペンを片手に、ゴンドウに訂正箇所を見せ、許可をもらうとペンで修正していく。

「あ、ああ。セレスくんにはわかるのかい」

「ええ、まぁ、さすがにこのぐらいは見れば」

 このぐらい・・・・・とセレスがいう書類が、世間一般の基準でどの位置にあるのかゴンドウにはわからない。

 それでも、長年管理している経験での理解がある。人名、物品、金額の記された書類の束は、並の商人では理解できない程度には高度で複雑なものだとゴンドウには自負があった。


 ――セレシア・ホーリーバリアは、九歳までに領地経営の教育を終えている。


 セレスはその知識は無駄になったと思っていた。父親に公爵家の実権を奪われてからはほとんど領地には触れることができなかったし、下働きと魔力供給ではそれらの知識を使うことはできなかった。

 ただ、精神疲労と魔力枯渇で疲弊した頭に残っていた、死蔵されていく知識でしかなかった。

 当初は病に冒され、死に瀕する母親を安心させるための教育でしかなかった。

 配下となる貴族たちに、自分の公爵就任を後押しさせるための教育でしかなかった。

 婚約者が役にたたない場合を危険性を排除するための教育でしかなかった。

 そう、そしてその教育の全ては無駄になった。でも、公爵としての全ては無駄だったけれど……、とセレス・カラサワとなったセレシア・ホーリーバリアはうっすらと笑みを浮かべた。

(こうして、婚家のお仕事で役に立つことができる!!)

 ゴンドウが金を貸している相手のリストを眺めながら、数字や誤字を訂正してくセレスは「冒険者さんたちはお金がないのですね」と呟く。

「あ、ああ、所詮冒険者なんぞは農家の三男や四男、食い詰めた狩人の子供なんかがなる職業だからな。王都が大迷宮を抱えてて、そういった食い詰めものどもに魔石鉱夫の仕事を与えてても、どうしてもダメなバカどもはでてくる」

 そいつらに金を貸して、返せなくなったら裏社会に売り飛ばすのがゴンドウの役割だと書類を見ればセレスにもわかった。

「ええと、後は、亜人との取引もしているのですか?」

「兄が拝領した領地は西七年戦争での最前線近くだからね。亜人連中とも取引ができるんだよ」

 エルフの魔絹や、獣人が生みすぎて間引くしかない子供、戦争原因となった緩衝地域のダンジョンからの産出品などがセレスの眺める書類には数字として載っている。

 亜人種族との密貿易。立派な王国法違反の物証。そして下手な伯爵領の年収以上は稼いでいる。

 しかし、セレスはそれを告発しようとは思わなかったし、ゴンドウも告発される心配はしなかった。


 ――告発して困るのはセレスである。


 セレスがこの書類をしかるべき筋に流せば、カラサワ家は破滅する。そして嫡子であるアギトは連座で処刑されるだろう。

 亜人との密貿易がその程度には重罪であることは子供でもわかることだ。

 そして貴族女が、純潔まで捧げて入れ込んだ男が破滅する道を選べるわけがない。

 王国に数人しかいない、金髪碧眼の娘が結婚するとまで言ったのだ。その言葉の重みを理解しているゴンドウは、この程度見逃されるとセレスのことを信用していた。


 ――事実、セレスはこの程度のことどうでもよいと思っている。


 公爵家出身のセレスにとって、法は守るものではなく作るものである。

 そして王家とは公爵セレスにとって仕えるものではなく、友人のようなものである。

 そう、だから友達の家の法律ハウスルールを自分の大切なものを犠牲にしてまで遵守するつもりはないのだ。

 ゆえにセレスは動揺すらせず、いろいろ取り扱ってますね、と気楽に書類を眺める。

「ああ、エルフの魔絹でアギト様とお揃いの結婚衣装が作れたら、素敵でしょうね」

 原価がこれで、仕立てはいくら、とセレスは頭の中で算盤を弾いている。恋する乙女の表情である。

 ゴンドウはその様子に苦笑するしかない。貴族なんてやはり巨大なだけで立派なヤクザだな、という感想は心のうちに留めたが。

「はは、裏街の教会でやる分には怒られはしないだろうがね」

 エルフの魔絹でお揃いの結婚衣装を作れば小さな男爵家の十年分の年収ぐらいは吹っ飛ぶだろう。だが、ゴンドウはカラサワ本家の嫡男の結婚式なら、その程度は出すこともできると考える。その程度には密貿易で儲けているからだ。

 と言っても、エルフの魔絹はご禁制の品だ。大通りの教会でそんなものを着て結婚式などすればあっという間に官憲の世話になってしまうだろう。

「そうですね。元の家なら王都の偉い人を黙らせるぐらいは簡単なのですが……あら? こちらはポーション売買ですか」

「ん、ああ、薬じゃなくてヤクの方のポーションだね。うちでもちょっとだけ扱ってるよ。と言ってもこの事業はアギトが進めてるんだが」

 言いながらとあることを思い出し、あ、とゴンドウは思わず呟いてしまった。あら、とセレスも書類を見て眉を曲げた。

 やば、とゴンドウは内心のみで呟き「どうしたのかな?」とセレスに問いかければ、セレスは「私以外の……」と書類を見る。

 セレスの目に入ったのは、セレスが内服したポーションを錬成した錬金術師店の老婆が王都の裏通りの錬金術師界隈の大物で、その孫娘をアギトが篭絡した、という報告書が添付されている書類だった。

「あ、アギトは、そ、その娘とは結婚しないから。うん。はい」

 すみません、ごめんね、と強面の顔の中年であるゴンドウが、自分より一回りも年若いセレスに謝罪してしまう。

「構いません。男の仕事とはそういうものでしょう」

 貴族の男であるなら、向かった先の付き合いで女を抱くこともある。そういう教育はセレスも受けていた。というより、そもそもその程度でガタガタ言っていたら領地教育など受けられない。領民の下半身問題は法と切り離せないし、領主が扱う訴訟問題の中には男女関係の問題などいくらでもある。


 ――肉の関係などいくらでも結べばいい。本物の愛を受けるのが私一人ならそれでいい。


 大貴族の姫特有の傲慢さがそこにはある。

 それに、アギトの顔は武器である。夫が武器を活用して成果を得たのだ。褒めてあげなきゃ、とすらセレスは考えていた。

「セレスくん。ええと……アギトには、え? はい?」

 貴族というよりは庶民の恋愛感覚で物事を捉えているゴンドウは、セレスが怒り狂わなかったことに安心したような、がっかりしたような感覚を受ける。あのバカ甥が殺されはしないだろうが、烈火の如く怒られれば胸がすっとする、と考えていたゴンドウはセレスの様子に拍子抜けした。

「この女を抱くのは構いませんと言いました。が……あの、おじさま? このポーション事業、私が手をつけても?」

 え、とゴンドウは呆気にとられてセレスを見た。ポーション売買と言っても、言ったとおりヤクの密造と密売である。王国法にバリバリに違反している裏事業であった。

 露見しないように、いくつもの人間を介し、役人に賄賂を与えて黙らせている事業だ。それをセレスに?

「それと、この娘、そうですね。アギト様の側室として囲っても構いませんか? 必要な人材なのでしょう?」

 祖母が王都錬金術師界隈の重鎮ということもあって、もともとアギトの正妻候補だった娘である。セレスがいなければこの娘をアギトの妻にカラサワの家はするつもりだった。

 セレスと違って、こちらの娘は制御できる自信があったからだ。

 だからこの娘を側室にできるならばゴンドウとしては否もない。相手が受けるかは不明だが、アギトが籠絡しているなら娘の方から懇願してくる可能性はある。魔力持ちの娘にとって、純潔を捧げるとはそのぐらいには重いことだからだ。

 しかし、とゴンドウは顔を引きつらせた。セレスの口からは自然と大貴族の威厳が出て、口調まで変わっていた。まずい、雰囲気に飲み込まれそうになる。恐怖を覚える。そもそも側室? いいのか? なぜセレスは許す? 一応、補足情報を与えるか?

「あー、ええと、ポーションの製造は繊細な作業だからな。もともとその娘は、その指導役に使えるみたいでアギトが篭絡したんだが」

「ヤク作るなら、口の固い錬金術師が必要でしょう」

 裏の薬物に関してはほとんど素人みたいなものだったセレスはゴンドウが用意した資料をあっという間に読み込んで、自分の中の大貴族の領地経営の知識とリンクさせている。それを知らないゴンドウは目を瞬きながらセレスの言葉を聞いている。

「それに、最近は薬草の値が上がってますね。仕入れも値段が……ふむ、これなら」


 ――セレスは、アギト・カラサワの悪辣さを学習済みである。


 ポーションジャンキーは王都の裏路地以外にも、平民街や職人街でも現れるようになっていた。ポーションの薬液を薄く染み込ませた紙タバコなどが王都の中流層や職人たちに集中力を高め、仕事効率を上昇させるのにちょうどいいと大人気だったからだ。

 もともと王都自体が王都ダンジョンのためにポーションが大量生産、大量確保されている都市だった。だが昨今は西七年戦争時に大量生産された前線向けのヤクの在庫が民間に横流しされたことによるヤクの需要拡大もあって、ポーションの素材となる薬草が高騰、治療薬としてのポーションを確保するために王都では薬草の販売規制すら行われる具合だった。

 セレスの疑問に答えるように、それらをゴンドウが説明すれば、セレスはにっこりと笑って言った。

「では、薬草を栽培するしかないですね」

 そんなことは誰もが考える。だが薬草の栽培には必要な要素がいくつもあり、そう簡単にはいかない――と言おうとしたゴンドウの目に映るのは、セレスの笑みだ。

「おじさま。稼いだお金で、私、アギト様とお揃いの魔絹の結婚衣装を作ります」


 ――見たものの魂が抜けるような、絶望的に美しい、満面の笑みだった。



                ◇◆◇◆◇


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