パパンちょっと短慮が過ぎるような機がしてもっと裏がありそう
このクラスの家で代々の家人とか墓盛り一族とかいないわけないので、救いようの無い馬鹿に権力を握らせた黒幕が怖くてしょうがないですね。
作者からの返信
割りとパパンに関しては黒幕とかいなくて、織田信秀とか太田道灌みたいな暗躍とか全くせずに、何故かするすると成功してしまった感じですね
一応根回ししたとか人事権を握って、人を入れ替えたりはしたもののその程度です
家人の認識がおかしいのは、忠誠心の高いものは徐々に入れ替えられ(パパンが罪悪感から入れ替えていった)、本領の幹部である侯爵、伯爵なんかは本物のセシリアにほとんど会っておらず(特に領主だった妻の死の前後はバタバタしていたのと対亜人国家戦争があったので話す機会がほとんどなかった)、墓守なんかも末端すぎて主家のお嬢様の顔をじっくり見ている人とかもいないのに加え、名前まで取り替えてしまったために七年間で完全な誤認が起きた感じですね
あと入れ替わった元テッテリアがそれなりに優秀で悪評がほとんどなかったせいもあります(なお公爵級の令嬢が頻繁に魔法を使う機会がほとんどないので魔力などのことは誤魔化せてしまっています)
ああ、最初に路地裏で倒れた時に側で死体が転がってたのは、カウンターに引っかかって返り討ちにしてたのか!