第5話モナリザ

モナリザとは、7年前の病院で知り合った。僕より、6歳年上。髪の毛が長く美しかったので、モナリザの絵を連想させたので、あだ名でモナリザと呼んでいる。

モナリザはアマチュアバンドのボーカルをしているのだが、友達と飲んでカラオケに行くが、あまり歌が上手とは思わないが、性格がいいので、未だにお付き合いしている。

モナリザは、友達で唯一、父親の香典を包んでくれた人。

常識人である。


酒を飲むが弱く、梅酒2杯でぶっ倒れ、カラオケ3時間コースの半分は、ソファーに寝転び寝ていた。

モナリザは結婚願望が強いが、中々男運が無い。

彼氏がいるのだが、それも恐らく破綻するだろう。

50代の恋愛なんて、そんなもんだ。秋にまた、モナリザと親方を集めて飲み会を開く。

親方とは、だいぶ太っている女性で僕より15歳くらい年下のヤツの事である。

親方は酒は飲めない。

また、バカばなしをしながら、酒を飲もうか。

モナリザは、唯一名古屋で信頼出来る、親友である。

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