第2話白菊にヴェールをかける明かりかな

 白菊にヴェールをかける明かりかな


 秋の季語:白菊



 9月9日、重陽の節句を意識した句です。日本の五節句のひとつです。菊を飾ったり、菊の花びらをお酒に浮かべたりします。菊を使うため、重陽の節句を菊の節句とも呼びます。


 邪気を払って無病息災を願う日ですが、どうも意識が薄いようで、気づいたら、あっという間に過ぎ去っています。


 菊の咲く時期ですが、5~8月に開花する夏菊、夏秋菊、9~11月に開花する秋菊、12~1月に開花する寒菊があるようです。


 仏花としての印象が強い菊ですが、皇室の紋にも使われていますね。


 可憐な小菊、厳かな雰囲気の大菊、種類も色もいろいろです。


 色でいうなら、黄菊をよく見かけるでしょうか。白、ピンク、オレンジ、紫、緑、赤、様々あって、どれもきれいですが、白菊を選びました。


 重陽の節句の時期は、暑さが残ることも多いです。それだけでなく、秋雨前線や台風の猛威も気にしなければなりません。


 朝夕と昼の気温差から体調を崩しやすくなる方もいれば、夏の暑さ疲れが出る方もいます。


 どうぞ、心身を整えつつ日々をお過ごしください。


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