治療室

体調管理アプリ

　生理周期をアプリで管理している。

　今までの周期をもとに次の予定日を予測してくれるのだが、大抵がその予定日からかなり遅れて来る。私の場合は、前日に頭痛があったり体の火照りがあったり、乳房痛があったり眠気があったりするので、困ることはあまりないけれども、慣れない前兆が来たりすると、例えば吐き気だとかであると、それを見逃してしまい、朝起きた時に感じる股の冷たさで生理の始まりに気づくのでそれは少し困ったりする。

　つい最近は予定日よりだいぶ早く生理がやってきて下着を血塗れにした。痛み止めが効きにくいので、頭も腹も、腰もまだまだ痛い中で血塗れの下着を洗う時が一番辛い。その時の生理をアプリに記録したら、ある一定期間中の周期の長さに大きな違いがあると警告された。月経不順らしく、一年以内に医師の診察を受けろとの表示が出た。

　思い返すと確かに周期は一定でなかった気がする。いつもなら一ヶ月ほどして来るのが二ヶ月近く来なかった時があって、妊娠の可能性を考えたりしたこともあった。でもまあ、その後すぐに生理になったので体の不調などないと楽観視していたのだ。

　婦人科には行ったほうがいいのだろうが、いかんせん良い思い出がないので足が遠のいている。特に内診が嫌だ。他人に股を開いて性器を調べてもらうなんて、想像しただけで鳥肌が立ってしまう。現代の技術ならもっと良い検査法だって開発できそうな気もするのだが、なぜこんな方法に拘るのだろうと少々疑問だ。

　そういえば、子宮頸がんワクチンも打ちに行かなければならない。面倒臭いが、注射は見るのが好きなので近いうちに予約するとしよう。

　それでは、また今度。