映画よもやま話

 皆様こんにちは。

 文月でございます。


 今回はちょっとゲームや漫画から離れ、映画について書こうと思います。ヲタ話を期待していた方、申し訳ありません。でもちゃんとヲタってますのでご安心を。


 さて、それでは早速映画について。


 1番好きな映画は?

 と聞かれたら私は


「ヒックとドラゴン」


 と答えます。


 これはトイストーリーで有名なピクチャーのような3DCGアニメです。


 ある大海に浮かぶ島、バイキングの住まうバーク島を舞台に、ドラゴンとの交流を描いた作品になります。


 3DCGアニメなので子供向けかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、そうとも言いきれません。根幹には親子関係の問題があるからです。


 バーク島はドラゴンによる獣害で苦しんできた歴史があります。だからドラゴン=敵な訳です。主人公ヒックも、最初はバイキングらしくドラゴンを倒そうとしますが、非力故に島のお荷物状態。


 それが一匹のドラゴンと出会い、考えが変わっていきます。


 このドラゴンが滅茶苦茶可愛い!


 ヒックによってトゥースと名付けられるこのドラゴンは、漆黒の体と驚異的なスピードの飛行能力を持っています。


 しかし、ヒックの放った捕獲ネットに絡まり、尾羽を失い飛べなくなります。


 ヒックもネットに絡まり動けないトゥースを最初は殺そうとしました。でもどうしても殺す事ができずに逃がすのですが、この時に尾羽を無くす訳です。


 その時、トゥースもヒックを殺そうとはしませんでした。ドラゴンは見つけたら殺せ、危険な生き物と教えられて育ったヒックは、その行動に疑問を持ちます。特にトゥースのナイトフューリーという種は、出会ったら即逃げろと図鑑に書かれています。


 それなのにトゥースは何もせずに飛んで行った。


 その後、島の窪地にある泉で、飛べずに藻掻くトゥースを見つけるヒック。徐々に二人(?)は和解していき、ヒックが補助の尾羽を作る事で、トゥースは飛べるようになります。その背にヒックを乗せて。


 この距離感の詰め方も良いのです。すぐに仲良くならず、最初は威嚇するトゥースに、ヒックは根気よく付き合います。


 そして、直に向き合い、ドラゴンの生態を学んだヒックは、思いがけず島の英雄に祭り上げられる事に。


 この辺りからは実際に観ていただきたい。


 映画は3まで、その他にもテレビ版があります。こちらは主にドラゴンとの共生に奮闘するお話です。


 私は3DCGアニメに苦手意識があったんですが、トゥースの可愛さにやられましたw


 3DCGは往々にして女性の目がリアルなのにデカくて怖い……。


 このエッセイを読んでご興味を持たれた方は是非ご覧ください!!

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