第7話 マジで、三毛猫のおばあさまに怒られたの巻

https://kakuyomu.jp/works/16816927861847216918/episodes/16816927861857963502

↑ 第2話 三毛猫のおばあさまには、効果抜群?!


 猫様にマジで怒られたの巻です。

 こちらのエピソードの一部改訂によるダイジェスト版です。


・・・ ・・・ ・・・・・・・


 大先輩宅に伺った。ここにも、猫がいる。

~ 現時点で、故猫となられています。

 しかも、三毛猫。ただし、雌。それも、かなりの老猫さん。

 確か、20歳ぐらいにはなっておいでであります。

 人間にしたら、90歳は超えているであろうお方。

 名前はちゃんとあって、「たま」。

 どこかの駅長猫さん(故人だな、確か)と同名。

 以前ほど元気よく歩き回っている様子はないが、

 まだまだお元気な模様の老猫様。


 では、参ろう!

三味線! 三味線!

 たま様に向って、および申し上げた。

 程なくして、玉様は振り返った。

 それまでと表情がいささか変わったようにも、思えた。

 いやー、マジで、ね。

ニヤー!!

 渾身の力を振り絞っての「咆哮」が、私に向ってきた。

 ゴソンガンを拝見すると、確かに、鬼の形相?! だった。


こりゃー、誰が、シャミセンにゃー?!

 ~あんたかニャ?! ワタシらの御先祖様の「仇」は?!

 そんな雰囲気ありありの中、私は、もう一度言ってみた。

三味線!


ニヤー!

 今度は玉様、先程のような形相でもなかった。

はいはい、わかったニャン。

 ~シャミセンより、スナックでカラオケでも歌っとけニャ!

 そんな雰囲気だった。


気が付くと、「たま」は「玉様」になっていました(苦笑)。


・・・ ・・・ ・・・・・・・


 三味線と声をかけて猫様にマジで怒られたのは、このときくらいかな。



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