君がいないと
ごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめん
夢の中で俺は謝り続けている。
彼女は自分が辛い中俺を気にしてくれていたのに俺はそれに甘えていた。失いたくなかった。
ごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめん
失った彼女を追いかける。消えた彼女を探す。そのうち目が覚める。
冷たい水を飲み、汗だくになった服を着替え外を見ると朝の4時だ。昨日寝落ちするまで調べていたが記憶にあるのが12時だから4時間寝たことになる。
「ふぁ〜よく寝たー」
俺はおかしくなっている。普通の人間なら倍近く寝たほうが体に良いとされているのに俺は4時間でもよく寝たと思えるくらい眠れない。睡眠薬など効かず何もかも俺には効かなかった。ひどい日は10分おきに目が覚めてしまい合計でも1時間眠れない日でさえある。
それでも俺はダンジョンに潜り続ける。君のために。君とこの家でまた過ごせる日を求めて。
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