疲れたなぁ

第1話

はぁ.......イッテQが終わってしまった....

休日も終わってしまうなぁー。

何で週に２日しか休みが無いんだろう？休みは、身体を休める日とやりたいことをやる日。そして、明日に備える日の最低でも３日必要だと思うんだよね.........

自分は、友達も少ないし、休日もネット小説見てるか、ゲームしてるか、寝てるか。運動も勉強もあまり得意では無いし、コミュ障で自分から話しかけると言うことが出来ない.............悪いところを挙げればキリがなく、自分でも嫌になる。

自分の成績的にこの高校に行くんだろうなぁ～と何となく中１の終わりくらいで思い始めてから、成績も大きな変動は無く、結果、その高校に通うことになった訳だが、

本当になんとなくだったので、その学校について全く調べず、オープンハイスクールにも行かなかった。

そのツケが今になって回ってきたのだが........

自分でもこんなに嫌になるとは思わなかったし、なんで嫌なのか今でもよく分からない。いじめられているとか、そういうんじゃない。ただ、なんとなく嫌なのだ。

起きようとしても、学校に行きたくない！！と身体が叫んでいるかのごとく動けず、起きることが出来ない。部活の朝練ならなおさらだ。

家から学校に行くときだって、吐き気が止まらない。行きたくない、休みたいと言う気持ちを押し殺しながら、登校している。

こんなにも嫌になってしまった理由として考えられるのは、部活だろう。

自分は、学校について全く調べなかった。部活の事なんてなおさら。

朝練があるなんて知らなかったし、中学校でもしていたんだから、高校でもしたら？という親のすすめと、仲の良い友達が出来るかもしれない！！と言う淡い期待を抱きながら入部した結果、陽キャの中陰キャの自分が入ってしまう構図になり、自分には全然合わず、結局、練習の半分を休んでしまっている。

ユニフォームやスパイクを買ってもらった手前、やめるとは親に申し訳無くて言えない。

部活のメンバーもよくしてくれる。とは言っても、会話には入れず、部活中や、帰るときはぼっちになってしまうが..........

絶対、裏で悪口を言っているんだろうなぁ～、まぁあんなに休んでいるししょうがないか。と自分に言い聞かせている。

もっと、部活に行っていれば。

もっと、はなしかけていれば。

もっと、笑っていれば。

こんな風に学校を嫌がることはなかったのかなぁ.........

はぁ..........嫌だなぁ.............

しんどい......行きたくない..........

どうせ、自分の事なんて誰も気にしてないのに......

そんなに深く考えることないのに.........

無言の叫びを上げながら、今日も学校へ歩みを進める。

その叫びは誰にも気付かれることの無く、声を大きくしながら